飽食の時代、日々の美味しい食事を楽しみにしている人は多いでしょう。そして順調にメタボ化も・・。痩せたいけど、どうせなら楽しくダイエットしたい!そこで、今回は「釣りをすると痩せるのか」を検証してみます。
(アイキャッチ撮影:週刊つりニュース関東編集部・大谷)
趣味を楽しみつつ痩せよう
食べるのが大好きな人にとって、絶食はありえない。と、すると運動するしかありません。しかし、ダイエットを目的にした運動は続きにくいのが現実。趣味として楽しく遊んでいたら勝手に痩せる、これが理想ですよね。たとえば、
1.ウォーキング
散歩と考えましょう。私が1時間5km歩いた場合は「75kg×5km=375kcal」です。菓子パン1個分でしょうか。
2.スイミング
本気で泳ぐと、体中の脂肪の悲鳴が聞こえるくらい効果的に感じる水泳。60分間、平泳ぎして消費カロリーは500kcalくらい。意外と少ないですね
3.ランニング
60分頑張って走ったとして、705kcal。これはなかなかですね。そんなに走りたくないですが・・・
4.エアロバイク
60分こいで、600kcalくらいです。そこそこですね。ただし、風景が変わらないので5~10分もすると、すごい飽きがきて、1時間くらい経っているかのような苦痛を味わいます。
ランガンの釣りは?
ランガンの釣り。例えばナマズゲームを、朝から晩までやったとしましょう。基本的に車で移動するとしても、10kmくらいは歩きます。すると750kcalくらいは消費しそうですね。
毎日、朝から晩までナマズ釣りをやれば、それなりに痩せるかも!
手こぎボートは有望!?
ここで筆者的には真打の登場です。
襲い掛かる波を乗り越え、まだ見ぬポイントを目指し、潮に流され戻り、重いアンカーを上げ下ろす。まさに運動の塊ですね。一度、沖に出れば5~6時間は波にもて遊ばれるでしょう。
ずっと漕いでいるわけではありませんから、実際、どれくらい移動して、どれくらいの運動をしているのか、調べてみました。
自転車用心拍計で計測してみた
計測に使用した機器は、ガーミンエッジ500Jという心拍計。本来は自転車用ですが、GPSによる移動ログ取得、胸に付ける送信機から心拍を計測できる優れもの。たまに異常数値を見せるのが、かわいいところです。
※このテストはあくまで遊びです。正確さを保証するものではありません
ボートを用意して待っているとワクワクで高鳴る心臓によって、心拍は236をカウント!?計測機器は汗で濡れたりすることで安定するので、たまに誤差がでます。
さっそく漕ぎだします。パワフルな二の腕、足腰によってボートは高速で海上を疾走していきます。最高速度はなんと17km/h!
・・・これも誤差です。まあ、いいところ6km/hくらいでしたね。
手こぎボート釣行の結果
しっかり釣りを楽しみつつ行った計測の結果が以下。
・時間=7時間37分
・移動距離=5.4km
・最高速度=5.9km/h
・平均心拍=106bmp
・最大心拍=130bmp
・消費カロリー=921kcal
「これはなかなかでは?」と思ったあなたのために、摂取カロリー値を載せておきますね!
【参考カロリー】
・メロンパン 500kcal
・味噌ラーメン 560kcal
・チャーシュー麺 600kcal
・カルボナーラ 900kcal
・・・手漕ぎボートを一日漕ぐか、目の前のカルボナーラを我慢するかは、あなた次第!
<大谷/TSURINEWS・関東編集部>