キスのサイズ別おすすめ調理法を紹介 ちょい投げシーズン突入!

キスのサイズ別おすすめ調理法を紹介 ちょい投げシーズン突入!

誰でも手軽に楽しめる釣りの代表ともいえるチョイ投げ釣りが、いよいよシーズン本番。30mもキャストできればキスはもちろん、キュウセンベラ、ガッチョ(ネズミゴチ)にチャリコと多彩な魚がヒットしてくる。今回はそんなキスの、大きさ別のおいしい調理法を紹介したい。

(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西 編集部・中西)

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レシピ その他

ちょい投げシーズン開幕

キスといえばなんといっても天ぷらが一番。天ぷらが食べたいがゆえにキス釣りに行くという方もいるのではないだろうか?私もそんなキスファンの一人で、ちょい投げで狙える距離にキスが寄る季節になると、必ず釣行している。

ただ、どこでサオを出しても釣れてくるキスのサイズは結構バラバラ。おまけにキス以外のゲストもいろいろヒットし、中にはハリを飲んでしまう魚も多い。うまく口に掛かった小型はリリースするが、そうでないものは持ち帰り、おいしくいただくことにしている。

小型は唐揚げで

ハリを飲んでしまったピンギスとゲストの小魚は、なんといっても「唐揚げ」が一番である。釣りの後でも短時間でさっと作れ、ビールのアテには最高の逸品!

キスのサイズ別おすすめ調理法を紹介 ちょい投げシーズン突入!袋の中で粉をまぶす(撮影:TSURINEWS関西 編集部・中西)

用意するのは、市販の「唐揚げ粉」と油のみ。油を使う料理はいろいろ面倒だが、魚の下処理(鱗を軽く取り、内臓を出して頭を落とす)をしたら後は粉をまぶして揚げるだけと、調理自体は超簡単。ぜひ試してほしい。

コツは、じっくりきつね色になるまで揚げること。こうすれば骨も気にせず丸ごと食べられる。

キスのサイズ別おすすめ調理法を紹介 ちょい投げシーズン突入!じっくり揚げれば丸ごといける(撮影:TSURINEWS関西 編集部・中西)

中型はやっぱり天ぷら!

15cmを超えるサイズになると、骨が気になって唐揚げにはあまり向かない。このサイズになると腹開きにするのに、魚が小さくて手こずることもないので、天ぷらがオススメ。ふわふわの身が絶品!ぜひ旬の夏野菜と一緒に揚げたい。キス以外の魚では、ハゼも天ぷらがおいしい。

キスのサイズ別おすすめ調理法を紹介 ちょい投げシーズン突入!中型なら腹開きも楽々(撮影:TSURINEWS関西 編集部・中西)

卵一個に水200ccを入れて混ぜる。そこへ薄力粉を140g入れて軽くかき混ぜて衣を作る。あとはキスに衣をつけて160度の油で揚げれば完成!

キスのサイズ別おすすめ調理法を紹介 ちょい投げシーズン突入!ぜひ夏野菜と一緒に(撮影:TSURINEWS関西 編集部・中西)

20cm超は塩焼きか刺し身で

20cmを超える魚は、シンプルに塩焼きが一番。鱗を取って内臓を出し、十字に切込みを入れたら塩をまぶして焼くだけと、調理が簡単なのもうれしい。天ぷらにするとふわふわなのに、塩焼きだときゅっとしまった身となるのがなんとも不思議である。

キスのサイズ別おすすめ調理法を紹介 ちょい投げシーズン突入!20cm超は塩焼きが手間いらず(撮影:TSURINEWS関西 編集部・中西)

チャリコやベラなど、一緒に釣れたゲストも一緒に焼けば、いろんな味が楽しめる焼き魚プレートの完成!これがメインでも十分満足できる一皿になる。

また、このサイズのキスになると刺し身にすることも可能。スーパーなどではまず見かけないので、釣り人の特権と言えるだろう。

チョイ投げは釣りが初めてでも釣果が期待できる釣り。ぜひ挑戦して、おいしいキスと多彩なゲストの味を楽しんでほしい。

<中西/TSURINEWS・関西編集部>