6月1日は曇りで、潮周りは中潮、干潮22時48分(88cm)。向かう場所は名古屋市港区潮見橋周辺だ。本命はそろそろ本格化しそうなクロダイ&キビレだが、その後に試したいブツがあるので根魚狙いも。
ゴロタや沖の根回りを探る
潮位が高いうちに前回釣れた所に行きたかったが、自宅を出発したのが午後8時すぎなので少しでも水深のあるポイントへ向かう。30分ほどで現地へ着き、用意を済ませポイントへ着くと、想像以上に潮が引いている。
いったん車に戻りスパイクブーツを履いて釣り開始。まずは手始めにダウンショット3.5g、リーダー30cmでスタートする。
手前のゴロタや少し沖の根周りをタイトに攻めるが、セイゴらしき反応だけで本命のバイトはなし。撃ち歩くが反応がないので、少し移動すると入るスペースがない。
そこで冬に調子の良かったポイントへ移動すると、シーバスアングラーが2人いるだけ。今度はズル引き系で攻めてみる。だが生命感がなく、釣れる気がしない。
ちょうど森田氏から入電があったのでロックへシフトすることにした。
ポケベイトで挑戦
干潮潮止まり前後ともあって、こちらでもスパイクブーツで下に降りての釣行。
今回は『ポケベイト』を使ってみた。オキアミをベース配合してあり、形状は渦巻き状。素材的にはやや硬めで、太さ的にはガルプベビーサーディンくらいだ。これを好みの大きさにカットして使う。
まずは1gのジグヘッドで試してみる。潮止まり間近でもありバイトも少ない。止めて誘うには素材が硬いので、シェイクを入れながらゆっくり誘うと待望のヒット。かわいいサイズだがこれはこれでうれしい。誘い方やヒットポイントも分かってきたので連発モード突入かと思いきや、単発で釣れるのみ。しかもサイズも小さい。
今度はダウンショットにチェンジしてシェイクしながら誘うと、これも釣れるがサイズが…。同行者の森田氏もポロポロと釣っているようだがサイズに伸び悩んでいる様子だ。
上げ潮に変わりサイズもUp
上げ潮に変わるまで小型に遊んでもらい、上げ潮に変わるころに今度は少しボリュームのあるKJグラブやイモリッパーを、1gのジグベッドやスライディングジグヘッドで攻めてみると、最初よりマシなサイズが釣れだしてきた。連発とは言えないが、ポロポロと釣れてくれる。
徐々に潮も上がってきて石も隠れだすころに、今度は単発だが良型カサゴが釣れだした。帰れなくなる前にいったん上へ上がり、石が隠れるまで小休止を入れ再開。今度は直リグの1.8gに替える。いつもなら終わりが見えないほど釣れ続けてくれるが、今回は単発でサイズもイマイチ。
段々とアタリも遠のいてきて、時計を見ると夜中の2時近くになっていたので、今回はやや不完全燃焼だが終了とした。
今回も迷惑駐車やゴミのポイ捨てが目立っていた。1人1人がルールやマナーを守って釣りを楽しんでいただきたい。
<週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和/TSURINEWS編>