梅雨時期は産卵に向けて脂が乗って食味が増すイサキ。刺し身は正油に脂が染み出し抜群。また、小型は塩焼きも美味い。
絶品のイサキ
この時期はメスは真子と呼ばれる卵が大きくなり、オスの白子も絶品。
せっかく持ち帰るのであればこれらも味わってほしい。
真子
正油、酒、みりんなどで好みの分量で煮付けるのがお勧め。
おかずやおつまみに最適。煮魚を作るときに一緒に煮てしまうというのもあり。
真子の煮付け(提供:週刊つりニュース関東版編集部)
ただし、あまり強い火を通しすぎると卵が割れてしまうので注意。
また電子レンジにかけると爆発する可能性が高いので、使用しないほうがいい。(どうしても使用する場合は小さい穴をいくつか空けておく)
白子
イサキの白子は濃厚で、フグなどとも遜色のない味わいがする。
今回は「半生」の状態でクリーミーさを楽しむ調理法を3つ紹介しよう。
炙り
まずは、あぶりだ。表面をバーナーなどで軽くあぶる。軽く焦げ目がつき、風味が増す。
ホイル焼き
白子を潰さないようにアルミホイルで包んでオーブントースターなどで蒸し焼きにするだけ。わりと気軽に作れるので編集部としてはお勧めだ。
わかしたお湯(好みで臭み消しとして料理酒や日本酒を加える人も多い)にサッとくぐらせ、すぐに氷水に移して粗熱を取る。
これらの処理の後、ネギや七味唐辛子などを散らして白子ポン酢で食べたり、レモン汁と塩でさっぱりとなど好みの味付けで。
<週刊つりニュース関東版 編集部 /TSURINEWS編>