9月20日(水)、千葉県柏市にある手賀川水系の布瀬新田のホソにマブナ狙いで出かけた。
茂みの多いゆったりしたポイント
午前8時すぎ、沼南水路とホソの合流点付近に到着。
橋の脇に腰を降ろし、対岸道路側のボサ下(茂みのこと)を探る。
タックルは1.8mノベ竿にミチイト0.6号を竿いっぱいに結ぶ。
ハリスは0.4号を7cm、ハリはソデ2号をチチワ結びで接続。
ウキは木製トウガラシウキ2cmの下に、中通しセル玉5mmを1個付けたシモリ仕掛け。
ウキの頭が1~2mm出るように板オモリで浮力を調整。
エサは人工エサの『フィッシュワゲットS/マルキユー』を1粒ハリに通して使用。
減水して水深は60cm。
笹濁りで止水状態。
本命マブナがヒット
ウキ下を底に合わせて対岸のコンクリート壁際へ静かに投入する。
10分くらいエサ打ちすると、ウキが動きだした。
水中のシモリウキが流れと逆方向に引かれてから一瞬止まった。
静かに竿を立てると手元にグッとくる。
型はよさそうで、強烈に引き込む。
水面に姿を見せた魚は目測16cmオーバーのマブナ。
手元にタマ網がなかったのでゴボウ抜きを試みるが、やはり失敗に終わる。
タマ網を用意して再開すると、小刻みにウキの頭を動かした後、横へ引き込むアタリ。
クチボソの仕業かと思い聞くようにアワせると、クックッとした小気味いい引き。水面を割って出てきたのは18cmの銀鱗が美しいヘラブナ。
続けて、親ウキの頭がモゾッと動いた後に消し込んだ。
アワせるとガッチリとハリ掛かり。
先ほどと同じくらいの強い引き込み。
慎重にやり取りし、タマ網に納めると18cmの腹の太いマブナ。
その後は15cm前後の同魚が3尾と小ゴイ1尾が立て続けに釣れる。
やがてアタリが遠くなったので、水路の上流の様子を見るために移動。
フナのアタリを探して
ボサ陰を探ると、活発にアタるが、釣れてくるのは大きなモロコとクチボソばかり。
それはそれで楽しめるが、本命はさっぱり。
そこでまた移動して、魚の着いていそうな所を探り歩く。
しかしどこもフナのアタリは遠い。
10時すぎ、最初のポイントに戻ると、水位が上昇し流れがある。
ウキ下を長めに取り、オモリを足して底をころがすように釣る。
正午までに15~17cmのマブナ3尾と17~18cmのヘラブナ2尾を追釣して11時すぎに納竿。
釣果は14~18cmのマブナが7尾、16~18cmのヘラブナ3尾ですべてリリース。
数は釣れなかったが型のいいきれいな魚の引きを楽しめたので満足できた。
<週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦/TSURINEWS編>
JR成田線新木駅下車徒歩30分。
車は常磐道柏IC~国道16号線~県道59号線~県道282号利用