今週のヘラブナ推薦釣り場【茨城県・小野川】

茨城県稲敷市を流れる小野川の古渡地区は、オールドファンには知られた名フィールド。沖に連なる真珠棚を眺めての釣りは、何とも言えない風情がある。爆発的な釣果は条件次第となるが、ジャミと戯れ美ベラを拾う、純野釣りが堪能できる。昭和、平成、令和。新たな時代に突入した〝往年の名場所〟へ、いざ出陣!

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TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

小野川の歴史

最上流は茨城県つくば市で、最下流は稲敷市で霞ヶ浦に繋がる利根川水系の一級河川。釣り場としての歴史は古く、昭和の中ごろから釣り人が押しかけていた。
真珠棚はもちろんのこと、上流の高田橋、下流域の古渡入、余郷干拓など、オールドファンには懐かしのポイントが続く。だが、釣り人の減少と若者の野釣り離れが原因で、現在は狙う釣り人が少ない。釣れているときだけ、地元の人が並ぶ程度だ。

人気の古渡地区

現在は、羽生真珠棚がある古渡地区が人気。ここは霞ヶ浦から上流に向かって乗っ込んでくる魚の通過点。2~3月には遡上組が狙え、これから梅雨時にかけては、霞ヶ浦に戻る(落ちてくる)魚が狙える。目を見張る大型は少ないものの、容姿端麗な美ベラが顔を出す。

新古渡橋

小野川おすすめポイント3選

中国タナゴをはじめ、豊富なジャミとマブナや半ベラなどのフナ族、コイやアメリカナマズなどがウキを動かすので、退屈することはないだろう。
主なポイントは次のとおり。

★古渡入

小野川の吐き出し付近を呼び、西岸には余郷干拓地が広がる。新古渡橋下流のカーブ付近、田宿排水水門~本宿排水水門の間が人気。ここは水深が3本半以上ある深場で、18尺前後の長竿を振る姿が目立つ。手前には掛かりがあるので注意。

古渡入の様子

★羽生真珠棚

古渡を代表するメーンポイント。長竿で真珠棚の際を狙うのが一般的だが、暖期は10~13尺竿で手前を狙っても釣果が上がる。
上流側が人気。特に真珠棚の端付近は、年間を通して釣り人が入っているので魚が居着いている。この付近は18~19尺竿で際に届き、下流に向かって護岸と真珠棚が離れていく。真珠棚の中央付近は27尺竿が必要になってくる。
各所に朽ちた既設釣り台の跡が点在し、オダとなっている。掛かりには要注意。水深は1本強~1本半。

羽生真珠棚の様子

★一本松真珠棚

羽生真珠棚から200㍍上流にある真珠棚。以前は狙う釣り人がいたが、現在は足場も少なくなっている。21尺竿で際に届く。水深は1本半。

釣り方は底釣りが基本

足場がよく釣りやすい

宙釣りが効くほどの魚影はないので、底釣りが基本。日並みによっては強く流れるが、基本的には上下に緩やかに流れる程度なので、ハリスオモリで対応したい。

エサは両ダンゴ、グルテンセット、両グルテン。どのエサでも釣果は望めるが、中国タナゴが多いので、比重のある両ダンゴでエサが遊ばれないようにするのがいい。

両グルテンならグルテンダッシュ1+グルテンMAX1+グルいも0.7+水3。打ち始めとアタリが遠いときに粒ペレSタイプをまぶす。セット釣りの食わせとしても使用できる。

両ダンゴなら底釣り1.5+水1+ベーシック1。こちらはセット釣りのバラケとしてもいい。

特筆するほどの大型は少ないので道糸1~1.2号、ハリス0.5~0.6号。ハリはダンゴ鈎4~7号。掛かりの多い場所もあるので、道糸とハリスに差を付けたほうがトラブル防止になる。ウキは通常使うよりも、ワンサイズ上の番手を選びたい。

アクセス

入釣無料、 釣り台必携。東関道大栄IC~R51で佐原方面へ。新水郷大橋を渡って道なりに進み、北田交差点を左折しR125へ。常陸幸田の信号を右折して進めば新古渡橋

<週刊へらニュース APC・中村直樹/TSURINEWS編>

▼この釣り場ついて
古渡地区
この記事は『週刊へらニュース』2019年5月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。