アユ初戦はどこの川へ行こうか?と迷った。長良川中央、津保川上流、付知川、根尾川。事前情報では付知川が手堅いと思ったが、ここ数年は津保川で好釣果を得ているので、岐阜県関市の津保川へ釣行した。
オトリ店で情報収集
5月27日、午前4時半に起床して国道156号線を南下する。美並地区で小那比へ入り関市を目指す。支流の小那比川沿いに下流へ走り、山を超えれば津保川はすぐだ。
いつもお世話になっている上之保地区の加藤オトリ店に立ち寄り状況を確認する。
前日の解禁日は、オトリ店付近ではコンスタントに釣れていたようだ。型は昨年よりやや小ぶりとのこと。川が渇水状況なのでシビアな状況が予想できたが、初釣りなのでそこそこ釣れたらOKの気持ちで楽しむことにする。
オトリ(3匹1000円)を購入し、加藤オトリ店下流の岩盤瀬に左岸から入川した。
流心で早速1匹
午前6時に入川したが釣り人が結構いる。岩盤瀬の流れ込みに立ち位置を決める。昨年の豪雨の影響で川が全体的に浅くなったように思えた。
まずは流れ込みの脇にオトリを送り出す。流れになじんだオトリは流れの芯へ泳いでいく。
そして水中でキラリと2匹のアユがもつれる。型は小さいが早々に1匹釣れてほっとする。
琵琶湖産アユにうっとり
小さいがオトリにして流れに放つが掛からない。もう一度養殖オトリを出動させる。先ほどより少し上流の流れになじませると、スコーンと目印が飛ぶ。
おお!
サオを立てると17cmのきれいなアユがタモに収まった。琵琶湖産と思われるアユに思わずうっとり。
この後、流れの芯で同サイズが入れ掛かりになる。
今日は爆釣かと思ったが、この後アタリは止まる。いかにも掛かりそうな流れでも掛かる気配がない。「居着きのアユは早くも釣り切ったのか?」
ここで泳がせ釣りに切り替えて群れアユを狙う。
流れ込みでちびアユ
流れ込みのヒラキでアユがキラキラしている。群れになじませて待つこと5分。チョンチョンと目印が水中へ沈む。バレないように慎重にサオを絞る。
タモに収まったのは15cm以下のチビアユだが、このサイズを何とかつないで数を拾っていく。
周りの釣り人も苦戦の様子がうかがえる。
そして気が付けば午前11時。アタリが止まったので早めの昼食とした。
移動も考えたが、どこも一緒だろうとここで粘ることにした。
オモリを変えて3連発
昼食後、再び流れ込みを釣るが全く掛からない。
下流にいた釣り人が動いたので、下流の瀬の白泡を攻める。気配は感じるが、オトリがイマイチ落ち着かない。
オモリ0.3号を装着して再び白泡にオトリを沈めると、スコーンと目印が飛んだ。この後、3連発の入れ掛かりにニンマリ。
しかし、すぐにアタリは止まる。
釣友が登場
再び岩盤の流れ込みに戻ったところで釣友の大西さんが登場。
腰痛でサオが出せないらしく本日は見学とのこと。釣りをしたいオーラがムンムンに出ていたのでサオを渡すと、なんと速攻で1匹掛けたのだ。満足気な表情だった。
大西さんが帰った後、午後4時まで粘って数匹追加し納竿とした。