5月4日、兵庫・香美町を流れる矢田川で「ヤマメ釣り大会」が開催されました。私は参加ジュニアのアシストで、大会を楽しんできました。
23~25cmのヤマメが好調
午前5時30分からの受け付けを済ませ、午前6時に一斉入竿となります。私は足場のいいポイントを選択した十倉ファミリーの彗大君、志ちゃんのアシストをすることになりました。
ヒットするヤマメは、グッドサイズばかり、ウキの動きに思わず気持ちが高ぶります。生イクラも上手に付けられるようになり、仕掛けの振り込み動作も板についてきました。
少し誘いをかけるようにドラグをかけるとウキがピクピクと反応し、きれいなヤマメが宙を舞います。何とかハリを外してホッとひと息をつくのは、彗大君。なかなかセンスのある釣りは、パパさん譲りです。
ヤマメつかみは大興奮!
午前10時30分になると、小学生、引率パパ・ママさん向けのヤマメつかみが始まります。ちびっ子たちの歓声とパパ・ママさんのエールが飛び交う中、2匹、3匹と手づかみするちびっ子は、一生懸命で真剣です。8匹もゲットした少年もいました。
模擬店も長蛇の列
大会終了時刻には、人気模擬店の焼きそば、たこ焼きコーナーハは長蛇の列です。ワンコインの焼きそば&フライドポテトがちびっ子たちに大人気。テントや木陰でファミリーが昼食を楽しんでいました。
表彰式
いよいよ表彰式。中学生の部で彗大くんが優勝!照れくさそうに表彰を受けます。続いて志ちゃんが3位の表彰を受けます。にこやかに賞状と副賞を受け取る際にも小声で「有難う御座います!」と、お礼を言うあどけない姿にひと際大きな拍手がわき上がりました。
一生懸命頑張った皆さんの晴れ晴れしい姿には、5月の日差しがぴったりと似合っていました。
イワナノ宝庫となる上流部の秋岡渓谷・久須部渓谷は、林道の除雪作業も終了し、一雨降った今後が楽しみ。また、訪れてみたい釣りフィールドとなりました。
<森雨魚/TSURINEWS・WEBライター>
矢田川漁協