梅雨のない北海道で大カレイ、大アブラメを爆釣しようと遠征。
6月4、5日は室蘭港に入釣し、アブラメ55cmなど大釣りを満喫した。
目指すはカレイ50cmオーバー
6月6日も午前2時起床。
この日も快晴の予報だが、非常に寒い。
防寒着を着用してホテルを出発。
前日に目標のアブラメの50cmオーバーは達成できたので、この日はカレイの50cmオーバーと気合を入れ崎守埠頭へ。
前日と同じ場所でタックルをセット。
投げザオは『トーナメントサーフT 33号-425/DAIWA』。
リールは『サーフ ベーシア 45 QD 5号用/DAIWA』。
3時過ぎには早くも東の空が明るくなってきたので、アオイソメを房掛けに刺してキャスト。
置きザオにしてアタリを待つ。
根魚とカレイの気配濃厚
この日は地元の人が多いが、ほとんどサオ釣りで、メバルやソイの大型を入れ食いで釣っている。
ここは根魚も濃くて面白い釣り場だ。
しばらく沈黙が続いたが、4時過ぎにサオ先をグイーッと大きく引き込むアタリがあり、グイグイと締め込んで上がってきたのは47cmもあるイシガレイだ。
さらに待望のクロガシラカレイ。
しかし46cmで、まだまだ型には不満。
次はマガレイの46.5cmで、このカレイとしては最大級だが納得できない。
5時ごろには珍しいタカノハガレイの38cmもヒット。
これは非常にうまいカレイで、刺し身にすれば甘くて絶品だとか。
しかし、この日はカレイの博覧会のように4種類もヒットと、本当に珍しい現象。
これもカレイの豊富な室蘭港の実力なのだろう。
ここで潮が引きだしていったん時合いは終了。
大物のアタリ到来!
次に潮が動いたのは昼ごろ。
タラーンとしていたラインがピーンと張ってくると、正直なものでコンコン、グイーッと大アタリの連発。
足元にきてもグイグイと強烈に締め込むので待望の50cmオーバーかと期待するが、イシガレイの46cm。
地元の関西なら大喜びだが、ここでは普通のサイズとなるので喜びも半減と、すごい釣り場だ。
そこからマガレイの45cm前後の大型も2匹ヒットして、スカリの中はカレイで満杯。
ただ、珍しくアブラメがゼロで、今日はカレイ日和と思っていると、午後1時過ぎにはガンガンとアタリがあり、40cmのアブラメがヒット。
それから西風が強くなり、飛距離も伸びず、アタリも取りづらい厳しい状況になる。
カレイも沈黙して、疲労困ぱい。
腕も肩もパンパンと筋肉痛だ。
早めに納竿しようと最後のサオを上げると、なんと40cmの珍しいカジカが釣れていた。
この日の釣果はクロガシラガレイ46cm、イシガレイ46cm、47cmの2匹、マガレイ44~46.5cmが3匹、タカノハガレイ38cm、アブラメ40cm、カジカ40cmと大釣りだった。
<週刊つりニュース関西版 APC・松尾幸浩/TSURINEWS編>
室蘭本線の崎守駅から徒歩約15分。