今回、先生役として小山圭造さんに来てもらい、ヘラ釣りを一から学びます。基本的に移動しないヘラ釣りはクッションを置き、万力を付けて……と、釣りする前の準備がたくさん!
富里乃堰でヘラ釣り初体験
6月2日(金)、日当たりのよさを考えて西桟橋の18番に入りました。
8尺竿を継ぎ、両ダンゴで浅ダナ狙い。
エサは小山さんに作っていただきました。
ブレンドして軽く混ぜたら水を加えます。
基エサ(この日のベースとなる基本のエサ)ができたらヘラブナの状態を見ながら配合を変えていくそうです。
見た目は簡単なのに、左手で丸くするのがなかなかできない。
不器用なのかな。
ハリになかなか付けられず、振り込みのときに落ちてしまったりと、苦戦しました。
まずは、エサをしっかり付けることが肝心です。
ウキを見ながら左手で次のエサを丸めていると、ウキから目を離してる間に、「今、アタってたよ」と小山先生の声。
同時進行は難しいです。
西桟橋18番でツ抜け達成
開始から30分、ついにヒット。
でも、「釣った」ではなく「釣れちゃった」パターン。
リールがついてない竿は初めてなので、魚とのやりとりの仕方が分からず、アドバイスをもらいながらなんとか網に入れることができました。
「ヘラブナは顔がかわいい!」
釣れたのは嬉しいけど、やはりアタリをとって釣りたい!と、ウキの動きに集中。
なんとかエサ付けもタナまで持つようになりました。
その後も微妙なウキの動きはあるけど釣れません。
すると小山さんから「エサを小さくして」と指示。
しばらくして1枚、さらに10分後にもう1枚追加して、2時間で5枚。
腹ごしらえをして第2ラウンド
11時半からお昼ごはんでカツカレーを食べました。
午後0時半、後半戦スタート。
休憩していた間にヘラはいなくなってしまったので、手返しよくエサ打ち。
30分ほどするとアタリは出始めたけど、釣れない時間が続きます。
午前に比べて食いが悪くなっているのかな。
釣れない原因は「エサの乾燥」。
釣れているときの状態をしっかり覚えて、常に近いタッチにしておくことが大切だそうです。
2時に後半1枚目をキャッチ。
ここでパラパラと雨が降りだしました。
周りが片付け始めるなか、なんとかもう1枚と振り込みを続けます。
すると思いが通じたのか、良型がヒット。
ツ抜けを達成したところで納竿。
初めてのヘラブナ釣りは難しかったけど、その分楽しくてハマりそうです。
<桜井瑠香/TSURINEWS編>
富里乃堰
電話:0476-92-2281