天の川の本流筋は、川迫ダムより下流は全域で成魚放流され、3月10日の解禁日は大変な混雑ぶりだったようだ。サオ頭で108匹、あとは20~50匹の方も居たようだが、渇水に加え、水温も低く、釣り人の熱気とは反対に、アマゴの活性にはムラがあったようだ。逆に言えば、多くのアマゴがまだたくさん川の中に存在しているということ。そこで3月16日、奈良県吉野の奥座敷を流れる天の川へ、アマゴ釣りに釣行した。
父と私で16尾キープ
おチビは全てリリースしたので、当日ビクに入れられたのは、父と二人で16匹。二人でサオを出せて、お土産もできたのでよしとしよう。
天の川の春の訪れは、あと2週間はかかりそう。ただ、本流筋ではかなり魚影が濃いので、木々の芽が膨らむころに、今度は毛バリを試してみたい。
<辻野惠一郎/TSURINEWS・WEBライター>
天川村漁協