そして長良川本流、支流ともに多くの釣り人が動き始めた。支流は安定した状況だが、本流は増水の影響でサオが出せたり出せなかったりと少しモヤモヤ感があった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)
長良川本流・白鳥地区へ
私が住む岐阜県郡上市では、満開だった桜が散り、山々の新緑が色づいてきた。各地では春祭りのにぎわい。山菜も芽を出し始めていた。
タラの芽(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)4月13日は増水からの引き水。絶好のタイミングで釣行できた。午前4時半、郡上八幡の清水釣具店で釣友のとし君と待ち合わせた。状況を尋ねると、吉田川は相変わらず好調、ただサイズは小ぶりらしい。「馬瀬川上流が入れ食いだよ」という話に一瞬心が揺れるが、郡上釣り師なら長良川本流だろう。エサのキンパクを購入。ヒラタは現地で捕る予定だ。
白鳥地区の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)向かったポイントは本流の郡上白鳥。今年の情報を整理すると、大和は型が良いが数は伸びない、高鷲は数が出るが小ぶりも交じる。白鳥は型数ともに安定している状況だ。白鳥が鉄板だと思い上流へ車を走らせた。
渓流釣りの仕掛け(作図:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)浅場でアタリ連発
選んだポイントは通称・二日町。とし君は上流、私は下流と分かれた。気温5度と寒いため、車で暖を取り、体が温まってから入川。まずは荒瀬の瀬肩から探る。手前の石裏で幸先よくヒット。18cmほどだが肥えていた。
アマゴを引き抜く(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)しかし、この後は沈黙。少し立ち込んで石裏で1匹追加し対岸へ渡る。瀬の荒い所はイマイチのようだ。今年の本流は、意外に浅場がヒットポイントだと思う。瀬肩の浅場を探るとアタリが連発。だがアワせミス、バラシも多い。新鮮なヒラタ捕って使ったり、ハリを大きくするなどすると徐々にバラシが減ってきた。
アマゴを手に笑顔(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)20cmオーバーが中心
午前8時を過ぎると日が照りだしてアマゴの活性も上がってきた。サイズは良く20cmオーバーばかり。とし君も好調の様子だ。一度合流して場所移動する。私は20匹ほど、とし君はもう少しでツ抜け達成のようだ。
釣友もヒット多数(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)ポイントは少し下流のエン堤付近とした。中州があり、私は右岸、とし君は左岸と別れた。
太陽が昇りアマゴの警戒心が増したのかアタリは鋭い。数匹追加してエン堤下の流れ込みを探ると目印が消し込む。サオが曲がって動かない。根掛かりかと思ったらゆっくり動きだした。イワナか?姿が見えないまま格闘が始まった。
大物正体は40cm級ニジマス
下流は荒瀬、手前も荒瀬、上流はエン堤。取り込むには対岸へ渡るしかない。エン堤下流が馬の瀬になっているので難なく渡ることができた。5分ほど格闘して取り込んだのは40cm級のニジマス。タモに入ってガッカリしたが、大物のやり取りは楽しめた。
40cm級ニジマス浮上(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)この後は瀬よりも緩い流れや浅い瀬が良かった。午後4時に納竿、とし君は無事ツ抜けを達成した。私はタモ2つ分の爆釣となった。しかし、最後にタモからニジマスが飛び出し逃げられた。
タモ2つ分の爆釣(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)長良川本流は今後しばらく楽しめそうだ。数は上流、型は下流の傾向は変わらないと思う。長良川から目が離せない。
<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>
郡上漁協

