平場の乗っ込みがひと段落し、霞ヶ浦本湖などの人影がまばらになったころ、ひときわ人気が高まるのが茨城県鉾田市を流れる巴川だ。釣期が6月上旬ごろまでと十分な余力を残しており、タイミング次第では腹パンの大型も狙える。霞ヶ浦本湖や北浦本湖と比べてアメリカナマズが少ないのもうれしい。常に流れがあり魚は高活性なので、タイミングと時間帯が合致すれば、思わぬ大釣りができるかもしれない。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部)
巴川の概況
昨年しゅんせつした深場で今期は3月初旬から下旬まで釣れ続き、毎日のように巴川に通う常連は、これまでに70枚以上のヘラをゲット。ただし型が尺半以下までと伸びず、その常連いわく「型物はこれからかもしれない」と話していた。
深場が好調だった3月とは対照的に4月に入ると浅場有利となり、同橋上・下流に釣り人が集中するようになった。エサ打ちがされれば魚も寄るのは道理だが、寄るのは何もヘラだけではない。
島前を超長竿で狙う常連(提供:週刊へらニュース編集部)巴川橋下流が狙い目!
今期北浦で活発なマブナが入り込み、現況はマブナ交じりの釣りを強いられるようになった。ただしアタリは多いので釣りとしては楽しめるだろう。
アベレージサイズは38~43cm。尺半級もラクに狙え48~50cm超も過去には出ている。数の霞ヶ浦に対し型の巴川(北浦)と呼ばれるほどなので、ぜひ太仕掛けで挑んでほしい。なお霞ヶ浦本湖と比べてアメリカナマズの出現率は低いが、くると大型なので要注意だ。
巴川のポイント
行政区分としては巴川橋を境に下流が北浦、上流が巴川だが、ここでは下流も含め巴川として紹介させてもらう。
管理区域の境目標識(提供:週刊へらニュース編集部)巴川橋上・下流左岸(北岸)
半円のステージ形状で、各々先端に1名入釣がローカルルール。雨水が溜まっていることがあるので長靴必携だ。同橋たもとに数台の駐車スペースあり。
巴川橋上・下流右岸(南岸)
垂直護岸の犬走りだが、こちらも雨後は水浸しの可能性大。長靴があると便利だ。実績があるのは下流側。道幅が広く駐車しやすいので、常にエサ打ちされているメリットは大きい。
鉾田川合流点付近
合流点に駐車できて狙いやすい。鉾田川のほうが巴川より水深があるので、浅場が不調な時は狙ってみる価値大。なお合流点から100mほど上流に堆積物による島があり、そこを対岸から超長竿で狙うのも面白い。とくに魚が突っかけ気味の時は狙いめだ。
合流点駐車場から下流を見る(提供:週刊へらニュース編集部)釣り方とエサ
竿18~24尺両グルテンおよびグルテンセットのドボン釣りが定番。水深はどこも1本前後だが、鉾田川合流点付近など、一部2本近い所もある。
ドボンは外通しが主流で0・5~1号が通常時の流れ。1・5号以上が必要な時もあるが、常陸利根川の潮止め水門開放時や大雨後に限られる。また朝夕は流れが若干だが速まる。なお同水門の開閉情報は霞ヶ浦河川事務所0479(40)1516番の音声ガイダンスで確認可能だ。
合流点左岸から対岸を見る(提供:週刊へらニュース編集部)巴川の時合いは通常、午後からが多い。とくに15時過ぎはチャンス大で、常連はこれを狙って午後からの半日釣行が目立つ。時折、朝時合いもあるがこれはまれ。早くても8~9時過ぎに最初の時合い到来となることが多い。
ウキが動かなくなった時の最善策はポイント休め。数投打っては15分ほど休め、再開1投目は全神経を集中してウキを見つめよう。またアタらないとつい竿尻から手を離しがちだが、いきなりアタることも多く、竿を持っていかれないよう十分に注意してほしい。
記者は竿がロケット発射しているシーンを何度も見ているし、持っていかれるとほぼほぼ回収不能となる。
<週刊へらニュース編集部/TSURINEWS編>
巴川
入釣料:無料。釣り台必携。

