3月1日はヤマメ解禁。2日間にわたり、ホームグラウンドの川辺川へ釣行してみた。
2日目の状況
3月2日は、初心者の友人を連れて、上流域の五家荘一帯へ足を延ばした。この日は土曜日だけあって各ポイント前に車中泊の車が止まり、A級ポイントは押さえられてる。
ただ、長年釣り歩いた五家荘は、サオ抜けポイントも知っている。ここが、ダメなら、ここのポイントはどうだろうという引き出しは持っているつもりだが、そのB級ポイントで吉と出るか楽しみだ。入渓ポイントから暫く山道を歩き、立ち木の合間から、川辺を覗き込む。その透明度ある清冽な水流に思わず息を飲む。
これは釣れるぞという水色が、期待から確信に変わった。
ドラグドリフトでヤマメ
仕掛けとサオを伸ばし準備万端。まずは早瀬から攻めてみる。エサは昨日に引き続き、川虫のキンパクにカッパ極スーパーライト5号。オモリはG2~Bをメインにセレクト。
流し方は、ドラグドリフトでわずかにエサにテンションを掛けた状態で流す。すると目印がピタリと泊り、軽くアワセを入れるとヒット。
無事にタモに収めたのは22cmのヤマメ。
午前中で52尾!
その後は何尾も連発するも20cm未満のヤマメばかり。アベレージ17cmだろう。以前は24cm前後が連発したエリアなのだか、昨年に引き続き小型が多い…。
これは、昨年以上に砂利が流入し、深淵も浅くなっていることから、川虫も育たず、ヤマメ生育にも悪影響を与えていると見られる。
その後も最大23cmまでを連発させて、昼までに52尾の釣果に恵まれた。
ただ、渇水で日に日に釣り荒れが顕著になってくるだろう。雨待ち状態だから、一度、増水すれば川もリセットされて、再び食いが立つと期待している。
<週刊つりニュース西部版 APC・津曲隼丞/TSURINEWS編>