幻の沖磯でフカセ釣り ワラサと46.5cmグレ【三重県・白浦磯】

2月前半、友人とフカセでグレを狙いに白浦エリアの1番遠いと言われる沖磯、黒岩のハナレに釣行した。さてどんな大物が姿を見せてくれるだろうか。

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TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

海釣り 磯釣り

13年ぶりの白浦磯

三重県の紀東磯で、波に一番弱いエリアの紀北町・白浦磯。地方磯がなく、全て独立磯。そして磯数が少なく、大潮の満潮時に沈んでしまう。少し顔を出す磯がほとんどだが、潮当たりが良くて良型の尾長グレが狙える。渡礁できない日が多いため、魚影もすこぶる濃いエリアだ。

2月5日、大紀町崎にあるつりエサ市場でエサなどを購入し、紀北町白浦の世古渡船へ向かう。13年ぶりの白浦磯。当日はナギの予報で、どこにでも渡礁が可能だ。

午前6時に出船して、船長の勧めで白浦エリアで一番沖磯にあたる黒岩のハナレへ常連者と渡礁。常連者は西側に釣り座を取るとのことだったので、私は東側に釣り座を取った。

渡礁した黒岩ハナレ

今回のエサとタックル

まきエサは生オキアミ6kg、配合エサは遠投フカセTR、爆寄せグレ、グレジャンボを各1袋。さしエサはスーパーハードのL、くわせオキアミV9のL、特鮮むきエビ。スーパーハードの一部には活性起爆剤を添加した。

使用したエサ

ウキはカン付きK‐6の00号から3B。大征黒の沈めを状況に合わせて瞬時に交換し、短い時合いに対応する。

午前7時前に釣り開始。ウキはBで、タナは3ヒロからスタート。北西風が強く、仕掛けをなじませにくい。潮は前方に引かれていく感じで悪くはなさそうだ。

タックル

尾長グレに続きワラサ

さしエサも残ったり取られたり。いまひとつ仕掛けがなじまないためウキを00号に交換し、ハリスの真ん中にG5を打って強制的に沈め、張り気味で仕掛けを入れていくと穂先にアタリが出た。

軽く聞きアワせると、うまくフッキング。際に来てから少ししつこかったのは35cmの尾長グレで、「水温の上昇でコレは。」とほくそ笑む。

すぐに仕掛けを投入。潮は若干左に流れ、シモリ付近できれいになじんだかと思ったら、ミチイトが走った。しかし、重量感が伝わるも、すぐに軽くなって痛恨のハリ外れ。一瞬の本命潮で、その後は当て潮に変わりさしエサも残ったり取られたりだ。

仕掛けの投入後、すぐにラインが走りすごい重量感

慎重にやり取りすると、横に走りだして青物だと確信。5分ほどのやり取りで、なんとかゲットしたのは70cmオーバーのワラサだった。

46.5cmメタボ口太グレ!

まだ当て潮なので、少し遠投して仕掛けを強制的に入れていき、リールを少しずつ巻くのを繰り返して、数投目にサオ先へアタリが出た。

聞きアワせるとうまくフッキングして、数回の締め込みをかわしタモへ収めたのは、46.5cmのメタボな口太グレで、ヒットしたさしエサはくわせオキアミV9。磯際でヒットした感じだ。

同じやり方で狙うも、さしエサが残りだす。少し休憩して、午前10時半にスタート。本島との水道を狙うも、潮は動かずまた沖向きへ移動。右手に入った常連者は本命のアタリがなく、アカハタが釣れただけとのことだ。

私も中央のポイントに移動したり、東側に移動したりを繰り返すが、仕掛けが全くなじまない。結局、納竿の午後1時までに小ダイが2匹釣れただけだった。

ポイント周辺風景

まとめ

今回の釣りも潮が全く動かず、少し変化のあった朝の時合いだけ魚の反応あり。難しい釣りだったが、ラッキーな本命2匹だった。

近年潮の動きが悪く難しくなっているグレ釣りだが、一日に数回仕掛けがなじむ時間帯がある。そのチャンスを物にするかは、仕掛けを1回でも多く海中(ポイント)に入れておくことだろう。

今回の釣果

<週刊つりニュース中部版 APC・武田英敏/TSURINEWS編>

▼この釣り船ついて
世古渡船
この記事は『週刊つりニュース中部版』2019年3月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。