3月1日(金)は待ちに待った狩野川の渓流解禁日。今年の冬は雨が少なく減水が心配でしたが、前日に結構な雨。しかも解禁当日には止む予報!アジングタックルを流用しての渓流ミノーイングへ出かけてきました。
20年振りの親子釣行
むかえた当日、目覚まし無しで3時半起床。
通常の平日では考えられません。恐るべし解禁日。
今回の同行者はなんと父。一緒の釣行は実に小学生以来の20年振りです。
少しの照れくささも相まって不思議な高揚感が。
途中コンビニやら遊漁券の購入を済ませ、狩野川本流の釣り場へは5時頃に到着。
アジングタックルを流用
このときはまだ真っ暗でしたが目星をつけていたポイントには既に先行者がおり、次のポイントへ。
流れるようなポイント移動は狩野川歴30年以上になる父が熟練の仕事をしていた。
石段をおり藪を漕ぎ、空が明るみ始める。当日出会えるであろう魚への思いを馳せながら待つこの時間がたまらなく楽しい。
今回のタックルはアジングタックルの流用で、スキャッドウォール58TT にリール シマノ ヴァンキッシュ1000番 ラインにPEの0.2号 リーダーフロロ4IBを使用。
父が脈釣りでアマゴ
キャストを始めてしばらくは魚からの反応は薄く、ルアーのローテを考えていると上流側で脈釣りの父がファーストヒット22~23㎝ほどのアマゴをかけている。ちなみに餌はイクラでした。
トゥイッチからの間でバイト!
自分もルアーをミドキンに代えたところで最初のチェイスが見え始める。
トゥイッチを入れたところアタックがある。でも乗らない…ヤバい楽しすぎる。
トゥイッチから停めてフラつきを入れたところで引ったくるようにバイトあり、慎重にやり取りしてくると25㎝程の銀ピカ個体。
これは放流個体でしたが待望の一尾目だ。
今度はアカキンで!
同じ流れ込みだったので、赤金に変えてもう一度、アクションは変えずにルアーを送り込むと先ほどより分かりやすいバイトが!
こちらも同じ位のサイズのアマゴでしたが、今度はがっつりミノーを咥えこんでいます。
上流でもネットを揺らしているのが遠目で見え、どうやら朝マズメ突入の様子です。
天然物もお目見え
膝までウェーディングして次なる獲物を探しますが、爪先に何やら違和感。どうやら、浸水している模様。
先日のサーフで破れたらしく、春先とはいえ堪えます。
仕方無しに浅いところからダウンクロス気味にボトムを引いているとコンっと小気味のいいアタリ。
そこそこ引くけどあんまり大きくなさそう。
やり取りをしてキャッチしたのはヒレピンの天然物!サイズは小さいですが満足です。
こちらは尺になったら再開しようねと丁寧にリリース。元気に帰って行きました。
最終釣果は
その後は養殖ものを2人で何尾か釣り、アタリがぱったりととまったので納竿としました。
最終釣果は父が5尾、私が4バラシ3キャッチ。2人で合計8尾のキープに。
釣った魚は燻製にして美味しくいただきました。少し早い春の訪れを感じることが出来た今回の釣行。
また機会を見て父と狩野川へ繰り出すのも良いかもしれない。
<静岡県・芹澤和樹/TSURINEWS>
狩野川