前週は大型が出ていい思いをしたので、2匹目のどじょうを狙って1月19日は湖西市・新居港のわし丸に乗り込みアマダイ狙いで出船した。すると、まさかの幻の魚シロアマダイが!?
当日の状況
職場の若い人に話をしていると「ぜひ狙ってみたい」ということで、OG氏と待ち合わせて一緒に港へ。到着するとガランとした感じだ。お正月、3連休、そして一般的な給料日前ということで、皆さん外出は控えている感じなのだろうか。客は私たち2人ということで、早速準備に取りかかる。
私はトモ、OG氏はミヨシに着座。私はいつもの道具立てだが、OG氏はルアーの道具をベースに船長と相談しての参戦。2人だけの乗船なので大丈夫だろう。
船は午前7時すぎに出船して漁場へ向かう。最初はさほど波がなかったが、途中からは結構風があり波も出ている。漁場に到着して風の吹く西に船を立てると結構揺れる。初めてのOG氏にはきついかもしれない。
初甘鯛釣り1投目でまさか!
投入の合図があり早速釣り開始。少し手間取ったようだがOG氏も投入を完了し、仕掛けは底へ。
結構波があって仕掛けが上下するので、適度なタナ取りが必要だ。
開始してしばらくすると、ミヨシのOG氏のサオにアタリ。巻き上げ途中で結構ガンガン引いている。波があるのでタモ取りに行くと、海面に上がったのはなんとシロアマダイ!
今シーズン初のシロアマダイ、なおかつアマダイ初釣り、なおかつ初投入でのシラカワだ。釣った本人が一番びっくりしているのかもしれない。
その後アタリもなく・・
再開して2時間ほど経過するが、アタリが極端に少なく、エサ取りもほとんどいない状態。今日は人間だけでなくアマダイも出歩いていない感じだ。OG氏は大本命を釣ってしまったせいか、少し気が抜けてしまったような感じだ。
私はなんとかアタリを取ろうと頑張るが、全体的に悪い状況のときはいかんともしようがない。途中でカサゴの小型やらホウセキハタの赤ちゃんなどが釣れたが、本命のアマダイからのアタリがない。
今回は赤はなく白だけ
午前11時を過ぎると波が高くなり、結局、船中アマダイ(赤)のアタリがないまま正午に早上がりとなった。
シロアマダイは狙ってもなかなか釣れる魚ではないが、こうしたこともあるのが釣りの面白いところ。ラッキーなのかアンラッキーなのか分からないが(確実にOG氏は今後アマダイにハマるだろう)、ストレス解消に自然と触れるのは最高だ。
ぜひ一度、事前に船宿に相談の上、釣行してほしい。
<週刊つりニュース中部版 APC・植島孝裕/TSURINEWS編>