全国で釣りを楽しむアングラーが和歌山に移住したワケ 通勤電車内で見た広告がきっかけ?

全国で釣りを楽しむアングラーが和歌山に移住したワケ 通勤電車内で見た広告がきっかけ?

釣り人でなくとも誰もが一度は旅先などで此処に住めたらと思った事があるのではないだろうか。今回は一大決心をし、愛知県から和歌山県南部へ移住した筆者の、移住についてのきっかけから移住後の経過を記していきたい。初回となる今回は、移住に至るきっかけをご紹介したい。

和歌山県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

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稲垣順也

全国津々浦々、釣りは魚種、ジャンルを問わずなんでも好き。釣りを通して味わえる喜びと感動を多くの方に知って頂ければと思います。

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和歌山県南部に魅了

私が和歌山県南部に魅了されたきっかけは21歳。社会人一年目の時、晩秋から冬にかけて大型のアオリイカを狙ったエギングにはまった事だ。

毎週末にロングドライブ

和歌山県南部は、黒潮の影響で真冬でも釣果が期待出来る上に大型の可能性も高く、若さに任せて毎週末ロングドライブして通っていた。当時は紀勢道も未開通、節約の為に高速は使わず下道で片道6時間以上かけて通っていた。

素敵な地元アングラー

そんな中、とある釣り場に通う内に親しくなった地元アングラーがいた。その方はその釣り場から家が近く、出勤前と帰宅前に毎日のように釣りを楽しんでいた。

そして当時私が目標としていた1kgオーバーのアオリイカを当たり前のように釣っていて、遠征して来た人には自分はいつでも来れるからと、良い場所を譲ってくれる広い心を持っており、アングラーとしての憧れもあった。晩秋から冬のエギングは北西風に悩まされる事も多く、条件が揃わないと難しい釣りである事からいつでも釣りに行ける地元の方は羨ましくも思った。

全国で釣りを楽しむアングラーが和歌山に移住したワケ 通勤電車内で見た広告がきっかけ?移住するきっかけとなった冬季のエギング(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

様々な釣りを通して魅力感じる

それからというもの、アジングからロックフィッシュ、ショアキャスティングで狙う青物など様々な釣りに挑戦した20代。何を釣るにも一等地で夢がある和歌山県南部のフィールドにさらに魅力を感じ、いつかは移住したいと思うようになった。

全国で釣りを楽しむアングラーが和歌山に移住したワケ 通勤電車内で見た広告がきっかけ?アジングのポテンシャルも高い (提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

年齢と共に行動範囲も拡がり四国や九州へも遠征、その度に釣り場としてポテンシャルの高い地域へ移住したいと漠然と考えるようになった。

全国で釣りを楽しむアングラーが和歌山に移住したワケ 通勤電車内で見た広告がきっかけ?高知県のアカメ(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

仕事が見つからない

だが現実は田舎になる程、仕事が少なく、求人情報があったとしても都市部に比べると休みは少ない上に、賃金も安い場合がほとんど。経済的に余裕が無ければ現実には無理だろうと思っていた。

愛知で釣りライフを満喫

月日は流れ30歳を過ぎたが、結婚には縁が無く、趣味に生きる人生も悪くないと考えていた。仕事に大きな不満は無く安定した収入と休暇を頂き、平日は仕事、週末には趣味の釣りでリフレッシュするという、そこそこ満足な生活を送れていた。

全国で釣りを楽しむアングラーが和歌山に移住したワケ 通勤電車内で見た広告がきっかけ?静岡県のヒラスズキ(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

近場~遠征まで釣りを楽しむ

愛知県という、日本のど真ん中、長期休みは南は鹿児島、北は北海道まで遠征旅を満喫。週末は東海三県から和歌山県南部、関西、北陸や長野も射程内の愛知県。大江川、五三川のブラックバス、木曽三川のサツキマス、リバーシーバス、うなぎ釣り、近場でも楽しめる釣りが多い愛知県西部。

全国で釣りを楽しむアングラーが和歌山に移住したワケ 通勤電車内で見た広告がきっかけ?九頭竜川のリバーシーバス(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

魚種問わず、様々な釣りが好きな私には悪くない地域であった。それと同時に、不満は無いがこのまま何もチャレンジせずに終わる人生でいいのかと考え始めていた。

全国で釣りを楽しむアングラーが和歌山に移住したワケ 通勤電車内で見た広告がきっかけ?木曽三川のサツキマス(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

電車内の転職フェア開催広告

そんな中、帰宅途中の通勤電車で見かけたとある転職フェアの広告、その片隅に和歌山県移住相談ブースの文字を発見してしまった。現状で転職は考えていないが、休日開催で参加費は無料、移住について何か情報でも得られればと軽い気持ちで参加を申し込んだ。これがきっかけで私の人生が大きく動き出す事になった。

<稲垣順也/TSURINEWSライター>