氷上ワカサギ釣り開幕戦 全面凍結の湖で98尾【群馬・赤城大沼】

氷上ワカサギ釣り開幕戦 全面凍結の湖で98尾【群馬・赤城大沼】

群馬県赤城大沼の氷上ワカサギが、1月11日(金)に解禁され、13日(日)に釣行。土産物店側のバンディ塩原前へ車を止め、そこから氷上へ出ることにした。

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ワカサギ釣り 淡水の釣り

全面凍結の赤城大沼へ

5時半ごろに到着。

氷上ワカサギ釣り開幕戦 全面凍結の湖で98尾【群馬・赤城大沼】赤城大沼全体ポイント図

今季から開始時間が7時から16時までと変更になったので待機。気温は氷点下だったが、風はほとんどなく快適。ところが、氷の上に雪が乗っていない状況の油氷で、アイゼンがないと歩けない状態だった。

氷上ワカサギ釣り開幕戦 全面凍結の湖で98尾【群馬・赤城大沼】氷上ワカサギ釣り風景

湖全体が急激に冷えて全面凍結したので、水中の泡が破裂する前に凍ってきれいなアイスバブルが見られた。

目的のポイント『深んど』に着くと何カ所か穴を開けて魚探で反応を確認。魚影は薄かったが、少しでも濃い場所で準備を始めた。

ライントラブル連発・・

氷上ワカサギ釣り開幕戦 全面凍結の湖で98尾【群馬・赤城大沼】タックル図

最深部で水深18mほど、オモリは7.5gの重めのものを使用した。

電動リールに、仕掛けはハリ1号6本を2連で装着。エサは本ラビットという小型のサシを使った。投入すると、着底より早い14mくらいで止まってしまった。

バックラッシュでミチイトがツメに引っかかったと思い、そのツメからPEラインをはずすと、ラインごと全仕掛けが水中に消えていった。

傷んだミチイトを切って、短くしていたのを確認せずにいた自分の不注意だった。

気を取り直して新しい仕掛けを投入したが、ワカサギを数尾上げたところで、今度は先ほど水没したイトと新しい仕掛けが引っかかって、またまたライントラブル。大きく時間をロスしてしまった。

この日は朝方の食いがよかったので、このタイムロスが最終釣果に大きく響いてしまった。

活性下がり98尾で納竿

10時ころから極端に食いが渋くなっていく。

これまで1時間20尾程度のペースで、50尾ほど釣れていたが、その後は時間半分の10尾とスローな展開。これが終了時間まで続いた。

氷上ワカサギ釣り開幕戦 全面凍結の湖で98尾【群馬・赤城大沼】ワカサギ2連掛け

食いが渋くなってからは、「これが赤城の釣り」と、言われるような典型的な釣り方を要求された。アタリは小さく、それに的確にアワせなければならなかった。

終了時間前の15時半に納竿したが、最終的な釣果はなんともキリの悪い98尾。しかし、相変わらずきれいな魚体は十分満足できるものだった。

この湖での氷上釣りでは、1束を超えるのはなかなか難しい。しかし、今季はボート釣りでも好釣果がでていたし、氷上でも解禁日翌日には4束を超える釣果もでていて例年より魚影は濃いようだ。

氷上ワカサギ釣り開幕戦 全面凍結の湖で98尾【群馬・赤城大沼】大型12cm

サイズも8~12cmの良型揃いで大きなメスはお腹から卵がはみ出しているのもいた。

氷上釣りは例年3月末日までできるので今後も大いに楽しめるだろう。

<週刊つりニュース関東版 APC・郡直道/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
赤城大沼
この記事は『週刊つりニュース関東版』2019年2月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。