手返しが釣果の差に、29cm頭に2~17尾と好釣。1月3日(木)、釣友2人と東京湾浦安の吉野屋から、カワハギ狙いで初釣りに出かけた。
浦安吉野屋にて竹岡沖へ
出船30分前には多くの釣り人が集まり2隻出しになる。
第17吉野屋丸は左舷6人、右舷7人が並び、定刻の7時に石原一樹船長の舵取りで河岸払い。
ナギの洋上を南下、航程1時間半で竹岡沖に到着すると船長から、「この辺りからやっていきます。準備をしてください」とアナウンス。
海況は晴れ、風は北西から風速1~3mと弱く、潮の色は澄んだ青緑色。
エサはアサリとバナメイエビ
8時半、「水深27mです。はい、どうぞ」と投入OKの合図。
4本バリ仕掛けの下2本にアサリ、上2本は持参したバナメイエビの輪切りを装着して投入。潮流が緩いので、底を取ったミチイトはほぼ垂直に立つ。
開始から2、3分すると「型が出ました。もう1人掛けたようですね」と船長。2人とも左舷で15、16cmほどのカワハギ。
「きょうは左舷がいいのかな」と、考えていると、竿先に振幅2~3mmのコツコツという極小アタリ。
聞き上げたが乗らず、仕掛けを回収すると、下2本のエサが取られていた。ここで、高橋さんがアワセを入れ、下バリのアサリを食った15cmを抜き上げる。
オモリで底トントンにタナ取りした私の置き竿にも繰り返し執念深いシグナルがでる。
激しいアタリに変わるまで、12、13秒待ってから竿を手に取り、聞き上げるとギュンギュンと、激しい引きが伝わって至福のとき。痛快な抵抗を味わいながら巻き上げると、海面下で横走り。
下から3番目のハリに掛ってきたのは22cmの本命。
アタリは非常に小さく・・
船は、ひと流し30分程度のペースで水深22~30mを小移動。上げ潮が効いてくるとアタリが多くなってきた。
ただ、アタリは非常に小さいので、叩いたり、たるませたりしている時間の長かった人はアタリを取れないことが多い。
さらに、井上さんはブラックタイガーの切り身を使っているだけに、サバフグの攻撃を受けやすく苦戦していた。
高橋さんは3本バリすべてアサリエサを使い、小さな誘い上げとスローな誘い下げを繰り返し、着実にアタリを取る。14~17cmをひと流し1尾のペースで数を伸ばす。
肩を痛めている私は、なるべく置き竿で釣りたい。それでもエサ付けをていねいにすると、昼までに15~24cm4尾と35cmウマヅラ1尾。