離島で大型尾長グレを狙え!遠征釣行のキホン【鮫島遠征釣行記付き】

離島で大型尾長グレを狙え!遠征釣行のキホン【鮫島遠征釣行記付き】

 釣っても楽しく、食べても美味しい寒グレシーズン!他シーズンに比べ釣行がより一層楽しみな方も多いのではないでしょうか。今回は大型グレが狙える冬の離島遠征について解説!鹿児島県宇治群島鮫島での遠征釣行と併せてレポートします。

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多賀 英二

フカセ釣りメインでやっています。ターゲットはクロ、チヌ、タイです。山口県は北部、西部の磯や波止、大分、長崎、鹿児島など幅広くフィールドに足を運んでいます。釣り場であった際は、情報交換しましょう。国産ラインメーカーfathomのフィールドモニターとしても活動しています。

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海釣り 磯釣り

離島仕掛けはワンランク上を!

 離島遠征の仕掛けは、上記で述べた通り夜釣り用と日中用を持っていくことをオススメします。

よく紹介されている仕掛けは夜釣りだと、竿は4号〜6号でリールは6000番〜8000番です。ラインは、道糸とハリス共に6号〜10号でハリはグレ針の15号などとパワーファイトが出来るような極太仕掛けです。

夜釣りで尾長を狙う時は瀬際ギリギリを攻めるのが基本と言われているので太仕掛けが必要になってきます。

次に日中の仕掛けです。その時の状況にもよりますがいつも使用するタックルよりワンランク上のものを使うことをオススメします。

夜釣りの方が大型グレが当たってくる確率は高いと言われていますが、日中でも当たることがあります。なので、ワンランク上のタックルを使うと安心だとおもいます。

離島遠征のメインは夜釣り?

 離島遠征のメインは夜釣りだとおもいます。

まず安全の確保という意味でも渡礁したら、取り込み場所や波がどこまで上がって来そうかなどしっかり磯の状況を把握することが大事だとおもいます。離島は潮通しが良い場所が多く、足を滑らせて海に落ちない様に注意することも必要です。

夜釣りは大型グレのヒット確率がアップします。急なアタリが来てもいいように心の準備をしておきましょう。

狙いのポイントは、水道やその真逆の潮が動かないワンドの様な所も良いと言われています。撒き餌は一度に大量に撒くのではなく、一定の間隔で撒き続け魚の警戒心を緩ませた方がよいとおもいます。

実際に離島遠征してきた!

筆者が過去に宇治群島に遠征にいった時は、尾長シーズンより2ヶ月程早い時期でした。大型グレはあまり期待できない状況でしたが、もしかしたら釣れるのではないかという期待感や離島遠征ということでとてもワクワクしました。

離島で大型尾長グレを狙え!遠征釣行のキホン【鮫島遠征釣行記付き】接岸前はドキドキしました。

一緒に乗り合わせたお客さんは常連さんが多く、その時いた方達はほとんど石鯛狙いでした。口が白い石鯛で、通称クチジロと言われる魚を狙うとの事でした。

過去にグレ釣りもしていたとのことで前もって撮っていた航空写真を基に出港してから瀬の名前やオススメのポイント等色々教えてもらいました。そして途中少し仮眠をとり釣り場に到着し、渡礁しました。

上がったのは鮫島と呼ばれる超一級瀬でした。初めて使わせていただいた渡船にも関わらず船長さんの配慮で、「今はここが1番尾長が出る確率が高いよ。」とのことであげてもらいました。

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