CASIOと言えば”G-SHOCK”というイメージが強いかもしれないが、実は釣り人の間で人気急上昇中なのがアウトドアスマートウォッチ”PRO TREK Smart”。ウェアラブル端末なので釣りの最中に手元で様々な情報がチェック出来るのはもちろんのこと、時計メーカーCASIOが作っているので時計としてのクオリティも高く、なにより格好いい!この”PRO TREK Smart”の新機種「WSD-F30」が1月18日に発売された。一足早く4代目アングラーズアイドル晴山由梨さんに実釣体験してもらった。
タイラバで赤い魚を狙え!
狙うポイントは観音崎灯台サイドの水深30mライン。
「”PRO TREK Smart”新機種発売を祝って赤い魚を釣りたい!」と意気込む晴山さんの狙う魚はマダイだ。
早速タイラバを落とすと、魚の活性は高いようでゲストのベラがちょっかいをかけてくる。海底付近はこの魚が多くて攻めにくい。
そこで、沖の40mラインへ移動すると今度はフグだ。それでもタイラバを落とし続けると、ちょうど根にさしかかったところで小気味よいアタリが。
またベラかと思い巻き上げてくると、赤い魚が浮いてくる!もしや!?と一瞬思うもカサゴ。「赤い魚」であることは間違いないので目標達成!とはならず釣行続行。
コマセ釣りで赤い魚を!
今度はコマセを使用したエサ釣りでチャレンジする晴山さん。
『カヤックでコマセ?』と思うかもしれないが、チューブタイプの常温コマセ”アミ姫”を活用し、パラシュートアンカーを投入すれば可能なようだ。
ポイントはログでの釣果もあった水深50mライン。すると今までに無い重量感のあるアタリが!
たまに突っ込む引き。慎重に巻き上げ、海中に見えてきた魚体の色は赤・・・くない。けど大きい!正体は40cm肝パンのウマヅラハギ。
この後さらに同型のウマヅラハギを追加したところで釣り方を変えることに。
ラストはひとつテンヤで!
いよいよ最終手段のひとつテンヤで大物マダイを狙う!過去にひとつテンヤで良型マダイをキャッチしたこともある晴山さん。潮が速いため、重めのテンヤ仕掛けでトライだ!
これは期待が持てる。ここで周囲を観察すると、岸よりの浅場を攻めている手漕ぎボートが見える。
マダイ狙いのようで「もっと浅いほうを探ったほうがいいのだろうか?」と誘惑されるが、ここは過去のデータを信じて、水深30~50mを流し続ける。
根気強く海底を探っていると、ロッドを胴から曲げる強い引きが到来!明らかにただ物ではない気配だ。
もちろんバラすわけにはいかない。丁寧に巻き上げてくると、海中にぼんやりときれいなピンク色の魚体が!
赤い魚ゲット!
海面に姿を見せた赤い魚は残念ながらマダイではなさそうだ。
正体は40cmほどのコブダイ。この魚は1mほどに成長し、大型になるにつれてオデコが張り出してくるため、コブダイの名が付いている。あまり鮮魚店に並ぶ魚ではないが、刺し身や鍋の具材としても優れていて、とても美味しい。
レア魚であることは間違いない。晴山さんの気持ちがこもった赤いコブダイで”PRO TREK Smart”新機種発売に華を添えたところで納竿へ。