CASIOと言えば”G-SHOCK”というイメージが強いかもしれないが、実は釣り人の間で人気急上昇中なのがアウトドアスマートウォッチ”PRO TREK Smart”。ウェアラブル端末なので釣りの最中に手元で様々な情報がチェック出来るのはもちろんのこと、時計メーカーCASIOが作っているので時計としてのクオリティも高く、なにより格好いい!この”PRO TREK Smart”の新機種「WSD-F30」が1月18日に発売された。一足早く4代目アングラーズアイドル晴山由梨さんに実釣体験してもらった。
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”PRO TREK Smart”新機種「WSD-F30」
この時計はスマートフォンと連動するウェアラブル端末。電話やSNSなどの通知も手元で確認することが出来る。
アウトドアに特化しているだけあり、アクティブ志向な男性から熱烈な支持を得ている製品だ。
前機種と比べて一番の変化は、全体的にサイズが小さくなったこと。週末アウトドアだけでなく、普段使いもバッチリだ。
女性が付けてもスタイリングを邪魔することなく、良いアクセントになる。
ディスプレイの進化に伴い太陽光の下での視認性がアップしたり、別売りの「付け替え用クロスバンド」を使えば防寒ウェアの上からも装着出来たりと、実用性も向上している。
”釣り” ✕ ”PRO TREK Smart”
ここまではアウトドア全般のお話。ここからは”釣り”シーンに使える機能を紹介しよう。最大の特徴はフィッシングに特化したアプリケーションがあること。
GPSを使ったポイントマッピングが出来、ワンタッチで「どう移動したか」「どこで何が釣れたか」のログを取ることが出来るのだ!
釣行の予習復習はこれで万全。さらに、このログをSNSで簡単に仲間と共有することが出来るのが最大にして最高の特徴!実際に晴山由梨さんに試してもらった。
釣行前の事前リサーチにも!
実釣は景勝地としても名高い神奈川県観音崎で行うことに。釣り方は機動性に優れた足漕ぎカヤックフィッシング。
晴山さんにとって観音崎エリアでのカヤックフィッシングは初めて。ポイントがわからない状況だ。そこで、観音崎にてボート釣りの経験を持つ”PRO TREK Smart”愛用アングラー仲間にヘルプを頼んだ。
すると、ひと目で分かるマップがLINEで送られて来たではないか。言葉で説明するのが難しい海上でのポイントも、これを見れば一目瞭然。そして、なんといっても遠隔でやり取りが出来てとてもお手軽だ。
さらに、”PRO TREK Smart”愛用仲間でグループチャットを作ってみたところ、他人の釣行をバーチャル体験出来るだけでなく、様々なアドバイスが飛び交って大盛り上がり。これはすでに楽しい♪
カヤックフィッシング ✕ ”PRO TREK Smart”
昨今フィッシングシーンでも人気上昇中のカヤック。元々は北米先住民族イヌイットが漁の舟として発展させた。日帰りで使われるものもあれば、クジラ漁や交易に幅広く使われた数人乗りの大型もあった。
水温が低い地域で使用するため、クローズドデッキになっているのが特徴で、たいしてオープンデッキになっているものはカヌーと呼ばれる。
当然自分自身で操船も行うため、海上ではやることが沢山ある。そんな状況の中で、ポケットからスマホを出して・・・というのは非現実的。
そんな状況で様々な情報が時計から入手できるのは大変便利だ。
いざ出艇!フィッシングアプリSTART!
仲間から共有された複数の観音崎エリア過去ログの予習も整ったところでいざ出艇。当日は快晴のベタナギ。日の出直後は寒いが、日中は暖かくなりそう。
午前7時半に砂浜から出艇。ここでPRO TREK Smartに内蔵されている「アクティビティアプリの”フィッシング”」を「START」し、ログ計測を開始。これで当日の軌跡を自動で登録してくれる!魚が釣れたらマークを打っておけば、釣れたポイントのマーキングも可能。
過去のログを見てみると「アジの大釣り記録」は出艇場所から北方向。「マダイの実績」は南方面。確実な釣果を求めるなら前者がいいのかもしれないが、狙いはあくまで赤い魚!思い切って南を探ってみることに。
波はないのでスイスイ進む。左手で触れるバルブのようなパーツが舵で、どこへ行くのも自由自在。初めは若干不安げな表情を見せていた晴山さんも、出艇してすぐに笑顔に。
とはいえ、ここは潮の流れが速いことで知られる観音崎。ボーっとしていると、アッと言う間に流されてしまうため、注意が必要だ。今回はカヤックフィッシングのベテランにフォローをしてもらった。