近年人気が急上昇しているハゼクランクフィッシングについて、釣り初級者の方にも分かりやすいように、道具のセレクトから攻略法までの入門編を解説します。
ハゼクランクとは?
その名の通り、マハゼを小型クランクベイトというルアーで釣る新ジャンルのルアーフィッシング。略してハゼクラ!
初夏から秋にかけてがベストシーズンのハゼクラ。
ハゼ釣りというと餌釣りのイメージが強いですが、餌釣りよりも手返しの良さやゲーム性の高さから人気が急上昇しています。
また、餌を使わないので手が汚れることも少なく、ゴカイやアオイソメなどが触れないという女性などでも気軽に始めることができます。
最近では釣り具店でも専用コーナーが作られているほどで、釣り初級者から上級者まで簡単に始めることができてとても楽しい釣りです。
タックルを揃えよう!
ロッド
今までは専用ロッドがなかった為、エリアトラウトやアジング、メバリング用の長さが7ftクラス前後のライトタックルを代用していました。
5月中旬には、ムカイフィッシングよりFavorite×ED-HAZEのコラボレーションで実現したハゼクランク専用ロッド、『ホワイトバード682-ULS(ED-HAZE/WhiteBird 682-ULS)』が発売されます。
これはハゼクランクの人気上昇の証しともいえる専用ロッド。
専用ロッドではなくても感度が良く、ロッドの先が柔らかいウルトラライトロッドがおススメです。
リール
2000番クラスのスピニングリールが取り回しの良さからちょうど良いサイズ。
上級者になるとベイトリールを使いベイトフィネスというスタイルで攻めるアングラーもいます。
ライン
PEライン0.3号~0.6号を推奨します。
飛距離、感度が上がるので釣果にも繋がります。
PEラインを使用する場合、リーダーとよばれる先糸をPEラインに30センチ程直結します。直結のやり方は色々とありますがFGノットという結び方が強くてトラブルも少ないです。
リーダーは、フロロカーボンラインの1.75号前後がおススメです。
しかし、初級者はリーダーを結ぶことやバックラッシュなどのライントラブルが起こる事もあるので、メインラインにアジング用などのソルトフィッシングに適したフロロラインの4lbsを使用してもいいです。
慣れてきたらPEラインにして釣行してみてください。
びっくりする程、ルアーが飛んだり、ココンというアタリが手に伝わってくると思います。
スナップ
リーダーの先に付けてルアー交換がしやすくなるスナップがあります。
『Dスナップ Sサイズ(DAIWA)』や『耐力スナップ #00(OWNER)』などがオススメです。
ルアー
小型クランクベイトを使用します。
『アルトワークス×reLight(ロブルアー)』や『トレモ(ED-HAZE)』『トレモジョイント(ED-HAZE)』『ディープスペック(ED-HAZE)』など各ルアーメーカーがハゼクラに参入してきています。
ハゼは、シャローとよばれる浅場にいることが多いので深くても2m以内くらいのところを狙います。
底を小突いて砂煙をあげながらルアーを巻いてくるように攻めるので、しっかりと底を小突けるルアーを選びましょう!
カラーは、ゴールドやレッドが基本カラーですが状況に応じて色々なカラーを使い分けると釣れ続けるということもあります。
好みのカラーを見つけてキャストしてみましょう。
「次回」は、ハゼクラをより楽しむ為のアイテム紹介、どんなポイントを攻めていくかなどを解説していきます。