三度目のイシダイ狙いは見事な返り討ちをくらってしまった。兵庫・明石、播磨方面ではカレイが順調に釣れている様子、そこで今度は私の大好きな陸っぱりからの投げカレイ狙いに行くことにした。
ダメで元々、でも釣り場へ
当日は兵庫協会のオープン大会が行われる予定だそうで、有名ポイントはベテラン投げ師でいっぱいのはず。
どこがいいのかと、とりあえず車を播磨方面へ走らせ、朝5時前から順次ポイントを見て回ることに。案の定釣れているポイントは多くの人が入っている様子。
結局、東二見の水道に入ることにした。
今年は台風の影響なのかあまり芳しくないようで、落ちギスは全く駄目で、カレイもポツポツだとの情報。
駄目元で入ることに。
投げカレイのタックル
先客はいるものの、釣りのできる空きスペースを確保、少し明るくなってきた夜明け前にタックルの準備をすることに。
今回はデュエルドライバー27号405cm4本に、初期のサーフサイド30号405cm2本の計6本態勢。
リールはスピンパワー6台、ミチイトはアトミックスライダーの4号と3号で、オモリは全遊動の30号。
仕掛けは落ちギス狙いも兼ねて、モトス、ハリスはフロロ5号、カレイバリ13号の2本バリ仕掛け、全長90cmとした。
6本準備したものの、最初はエサ取りなどを考慮し、4本で様子をみることに。
やはりエサ取りは激しく、4本のサオを順番に上げるが、素バリ状態。ただ、ハリスに傷がついていないので、フグではないようだ。
干潮でかなり潮位が低く、カレイの時合いではない様子。とりあえずエサ取りが少なくなるまで投げ返すことに。
誘い釣り作戦へ
8時ごろになるとようやく少しずつエサが残るようになってきた。
これはチャンスと、4本から6本態勢に。
それぞれ遠・中・近、左右と投げ返すが、時折アタリはあるが、釣れてくるのは10~15cmのチャリコである。
潮もあまり動かず、低いままである。
この日の潮汐をみると、10時くらいが時合いであろう潮だ。
9時を過ぎるころには近投以外はエサがそのまま残ってくるようになり、それならばと誘い釣り作戦に。
全て遠投、中投に切りかえて、遠投は中投まで、中投は捨て石間際まで誘いをかけることにし、これを繰り返す。
潮目も発生しヒット!
そうこしていると、徐々に海にも目に見える変化が。潮目も出だし、潮位が高くなってきた様子。
10時半ごろ、遠投の左端の穂先が少し押さえ込まれた。カレイ特有のアタリだ。
少しイトを送りだし、後のアタリを待つと、再び5cmほど押さえ込むアタリが出た。ここでサオを手に取りアワセを入れると、心地いい魚信が手元に。
確実にアワセを入れ、巻き上げに入る。手前にくると下へ下へ突っ込む様子。良型の証だ。チカライトを巻き取ると茶色のカレイがすぐそこに。
30cmは確実に超えている。慎重に抜き上げて計測すると、35cmちょい。これで一安心。やっと釣れ、ボウズだけは回避できた。
今が時合いだと、すぐさま新鮮なエサに付けかえ、すべてのサオを投げ返すことに。
この日は帰りの渋滞のことを考え、昼過ぎに納竿予定なので、後1時間半あるかないかだ。
誘いを順次何度も行い、ふと右端のサオを見ると、イトふけが出ている。これもカレイ特有のアタリだ。