手ぶらで楽しい秋のオススメ行楽!渓流禁漁期間は管理釣り場へGo!

手ぶらで楽しい秋のオススメ行楽!渓流禁漁期間は管理釣り場へGo!

秋は行楽のシーズン。家族でどこにいこうか迷ったら、管理釣り場へ挑戦だ!爽やかな山間の空気に包まれながら手軽に渓流魚たちと対峙出来るぞ。釣りの後はバーベキューなんて最高!秋の理釣り場の楽しみ方を伝授しましょう!今回は、もっとも手軽で釣りをしたことがない人にも楽しめるエサ釣りと、もっともポピュラーなニジマスをメインターゲットとして紹介します。

アバター画像 TSURINEWS編集部

淡水の釣り 渓流釣り

前日~当日の注意点

さて、タックルがそろったら釣りに出かけてみよう。釣り場によっては予約が必要な場所もあるので、持参するものやレンタルタックル、エサの有無、営業時間などの確認も兼ねて問い合わせてみよう。

たとえば、放流システムでは、受け付けをした後に、自分のマスに魚を放流してくれる(目前放流と呼ばれる)のか、それとも放流時間が決まっているのか…など。目前放流では営業時間内に受け付けをすればいつでもスタートできる。

何時ごろから釣りをスタートするのかが決まったら、それに合わせて現地に向かう。釣り場に着いたらまずは受け付け。ここで、サオを出す人の料金を支払う。レンタルタックルが必要な場合は、受け付けでその旨を伝えてスタッフの指示に従おう。

受け付けで指定されたマス(相談して決める場合もある)に移動して仕掛けやタックルの準備をしていると、マスを放流してくれる。ただ、放流されたマスは1匹残らず釣られる訳ではなく、どうしても「居残り」が出てしまう。活性が高ければ前に利用した人の残りが釣れることもあるので、放流前に釣りをスタートしてもOKだ。

まずはじっくり観察を

さて、いよいよ実際の釣り方に移ろう。

自然の河川をせき止めて作られたマスの場合は、川の流れによって底には変化がある。マスの中でも流芯に当たる部分や、ヘチ、流れがない部分などよく見てみると変化に富んでいる隣の上流マスからの流れ込みには白泡ができていたりもする。

手ぶらで楽しい秋のオススメ行楽!渓流禁漁期間は管理釣り場へGo!渓流の引きを堪能しよう!

放流直後の魚は比較的活発にエサを追いかけるので、どこに放り込んでもエサを見つけて食ってくれる。ウキ下も川底に引っ掛からない程度にして流れに任せればいい。

しかし、時間が経つにつれて一度バラして警戒心が強くなったり、エサを飽食して活性が下がる魚が残ってくる。

こうなるとちょっとした工夫やコツが必要になる。まずは魚が食ってくる場所を見極めること。

”変化”を狙ってみよう!

魚がいるポイントは白い泡の下であったり、流芯の速い流れの脇であったりするのだが…。白い泡の中は人からは水中が見えない…ということは魚からも人が見えづらくなっていて少し警戒心が薄くなる。

エサは上流から流れてくることが多いので、危険を避けエサを待つには十分な条件がそろっている。

手ぶらで楽しい秋のオススメ行楽!渓流禁漁期間は管理釣り場へGo!白い泡の下や流芯の脇は魚の警戒心が弱まる

また、流芯の脇などはエサが比較的ゆっくりと流れるので、魚と出あうタイミングが長く、魚にとってもエサを捕食しやすい状況にあるのでいいポイントになる。

何回か仕掛けを流してみて、流れの割りにウキが流される速度が遅いな…と感じる場所が流芯脇の流れだ。そのほか、ちょっと掘れて深くなっている場所や石などがあればその脇とか…。少しでも変化のある場所を探すのもコツだ。

ちょっとした工夫を!

ウキに出るアタリは千差万別だが、放流直後の活発な時間帯はエサを食うと一気に飲み込むほどで、アワセが遅れても問題はない。ただ、警戒心が強くなると、ウキにちょんとアタリが出ただけで終わったり、エサをうまく取るようになったり。

そんな時にまず試したいのがエサの変更。基本的にはイクラでスタートして、食いが落ちてきたらブドウムシにかえる…といった具合。

手ぶらで楽しい秋のオススメ行楽!渓流禁漁期間は管理釣り場へGo!工夫して釣れば楽しさ倍増!

また、少しオモリを重くしてウキが沈む際の抵抗を小さくする、ハリを小さく、ハリスを細くする…など工夫して釣り上げれば楽しさも倍増だ。

釣果BBQはプライスレス!

手ぶらで楽しい秋のオススメ行楽!渓流禁漁期間は管理釣り場へGo!バーベキュー最高!

釣り上げた魚は釣り場で下処理ができる場所があったり、釣った魚も含めてバーベキューで食べられる施設が併設されていたりと、釣り場によってお楽しみはいろいろ。

秋の一日を存分に楽しんでみよう!

<週刊つりニュース関西版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関西版』2018年10月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。