2日目は弁天屋へ乗船
二日目は当初、相模湾茅ヶ崎港のイナダ船に乗船するつもりでいましたが、出発直前に前日の釣果が納得いかず、再び金沢八景へ向かいました。
「タナ取りが間違っていたのではないか?」、「竿のチョイスが合っていなかったのか?」と、前日の反省点や疑問点を考えながら、金沢八景(瀬戸橋)の弁天屋へ。
受付を済ませ、10人ほどの釣り客が乗り込んで7時半に出船。
出港から10分くらいで、前日とほぼ同じ景色が見えるポイントで船が止まりました。きのうより、少しウネリが増していましたが風は弱め。
試しに竿を軟らかめに変更。さらにこの日は、船長の判断で青イソメではなく、イカの細切りを赤く染めたエサが配られました。
取り込みを工夫
豆アジ~小アジが掛かってきますが、ウネリのせいでバラシがひん発。
波のリズムに合わせて抜き上げるようにすると、なんとか取り込めるようになりました。
アタリが減ったときは、下バリだけ短めにカットした青イソメを付けましたが、イソメに食いついたのはフグ。船長が数回、船をポイントに入れ直したところで右舷側に中アジが入れ食い状態で上がり始めました。
しばらくすると、きのうと同様に、「アジのアタリに気づかなかった」と、ヒラメをゲットした羨ましい人も。
前日よりも好調!
私は、15~20cmを順調にゲット。反応がなくなった11時までに21尾と、前日の釣果を上回る好成績。
船長の指示ダナは底から2~3m。そこに仕掛けを合わせると間違いなくアタります。疑問だった、自身のタナ取りも間違いではないと確信できました。
正午を過ぎるころ、船中のアタリが完全に止まってしまい、さらに船を沖に10分ほど走らせて、水深22~25mのポイントに移動。
再開から15分もすると、みんなが撒いたコマセに寄ったアジが船下に着いたのか、あちこちで20cm超が釣れ始めます。
船長の的確なアドバイス
私も入れ食いに近い状態でしたが、アジが重すぎるのか、巻き上げの途中で口切れしてバラしてばかり周りの人も水面バラシが続発するので船長が、ゆっくり巻くよう全員にアナウンス。
まるでマダイでも釣るかの要領でアジが抵抗したら巻きを止め、ゆっくりていねいに巻いて取り込みました。
その日の釣果
沖上がりの時間までに11尾追加。32尾の金アジをゲットし、大満足の釣果となりました。船中トップは、出船直後から入れ食い状態だった右舷ミヨシの人が78尾。
出足不調で「釣れない」と、嘆いていた左舷大ドモの人は、後半の巻き返しで52尾でした。
<週刊つりニュース関東版 原田伸予 /TSURINEWS編>
▼この船について
忠彦丸
エリア:東京湾(横浜)エリア
出船港:金沢魚港