秋が次第に深まってきて、もうすぐ紅葉シーズンに突入する。埼玉県入間郡毛呂山町にある鎌北湖は、埼玉西部を代表する準山上湖で紅葉の名所でもある。陸釣りメインだが、度重なる放流で魚影は濃く良型の数釣りが楽しめる。実は同湖は2019年秋から耐震工事が予定されていて、数年間は釣りができなくなる(工事後に釣りは再開できる予定)。ならば、いまのうちに、思う存分に楽しんでおこうではないか。
秋口は両ダンゴで
10月いっぱいまでは両ダンゴで十分楽しめる。
釣り場の混雑具合や、並びの人の釣り方でも多少変わるが、カッツケからタナ1mくらいまでなら、竿は8~12尺まで用意しておけば十分。
仕掛けは、道糸0.8号~1.2号、ハリスは0.4号~0.6号くらいでいい。コイが掛かることはめったにないので、ヘラの寄り過ぎによる仕掛けトラブルを避ける意味で太めの仕掛けを使用しても釣果に大きく影響はしない。
宙釣り
エサは釣り堀や管理池で使用するような配合で大丈夫。あまり寄せを意識するよりも、しっかりタナまで持たせるような配合のほうがいいだろう。
底釣り
濁りが強いのでナジミ際よりも、しっかりナジんでからのアタリに的を絞るとヘラの確率は上がる。長竿の場合は、背後にある木には注意が必要。
11月以降になると、徐々にセット釣りのほうが反応はよくなる。
釣り方としては11月いっぱいくらいまでは底釣りはもちろん、宙釣りでも十分に楽しめるはずだ。
<週刊へらニュース版 APC・若松恵治 /TSURINEWS編>
鎌北湖