九州地方の磯でよく見かけるカメノテなどの磯に付着している生物。これを乱獲すると、魚たちに影響するという。今回は、熊本で磯釣りを愛する筆者がこれらの付着生物について迫ってみた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
釣り人ができること
要は人的な場荒れにより、魚たちに迷惑をかけていることになる。しかし、最近は渡船をはじめ、漁業関係者からの呼びかけにより、これらの行為は激減。貝類の数も戻りつつある。
仕掛けは残さない
また、「高切れ」も場荒れの原因の一つ。根掛かりしたミチイトを手前のほうで切ることだ。これによりミチイトが海面近くでユラユラ。魚が警戒して磯際から離れてしまうだけでなく、海鳥などに絡みついて命を奪ってしまうことも。根掛かりした際は、専用の道具を使い、できるだけハリスの近くで切ってほしい。
ちなみこの高切れ、大潮の干潮時に現れることもある。見かけた際は除去(時間が経つと引き抜ける)してほしい。ご利益がきっとあるはずだ。
<松田正記/TSURINEWSライター>