狭き門を突破しサケの有効利用調査に参加 70cm3.5kgのオスを手中

狭き門を突破しサケの有効利用調査に参加 70cm3.5kgのオスを手中

秋と言えばサケ。北海道では空前のサケラッシュ。では本州はどうだろう。11月7日に富山県・朝日町を流れる朝日内水面漁協管轄の小川サケ有効利用調査に参加したのでレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

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サケの有効利用調査に参加

まずは小川のサケ釣りのルールを簡単に説明したい。釣獲調査期間は、10月13日から11月12日まで。事前に申し込みが必要で、抽選に受からなくては参加できない。

採捕場所は小川河口付近から小川サケ捕獲用ヤナ下流端まで。調査時間は午前10時から午後3時まで。オスは3匹まで持ち帰りできるが、オスを3匹釣った時点で調査終了。メスは監視員に渡し孵化場へ運ばれる。

狭き門を突破しサケの有効利用調査に参加 70cm3.5kgのオスを手中小川河口付近の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

定員は一日当たり15人。釣獲方法はエサ釣りとルアー釣りのみ。ライフジャケットを着用すること。メスを釣り上げた場合はできるだけ水から出さず、大事に扱うことなどだ。早めに現地に到着してまずは川見する。水位はかなり低いように思えた。その割に見えるサケが少ないようだ。

サケはどちらかと言うと悪条件下の方がよく釣れると言われる。晴天より曇天が良く、渇水より増水がいい。濁りなしより濁りありの方が釣れる。当日は晴天、渇水、濁りなしの三拍子。嫌な予感がする。

1投目ヒットも痛恨のバラシ

午前9時半から漁協で受付と調査説明があった。監視員からも開口一番で「今日は厳しい」とひと言。説明が終わり車で所定の場所まで移動する。午前10時まで周りの釣り人と談笑して過ごす。

そして調査開始。エサはサンマの切り身で塩ニンニク味と塩エビ味と2種類用意した。まずは塩ニンニクから流れ込みの頭に投入して流れにナジませる。

狭き門を突破しサケの有効利用調査に参加 70cm3.5kgのオスを手中タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

水深がまだ分からないので探りながら流すと、違和感があった。すかさずアワせるといきなりヒット。まさかの1投目で掛かった。しかし掛かりが浅かったのか、痛恨のバラシ。がっくりと肩を落とす。

気を取り直し探っていくが、サケは振り向いてくれない。たまに掛かるのは尺超えのウグイ。下流ではテトラ前で釣れている様子だ。

70cm3.5kgのオス浮上

譲り合いの精神で、その場所を譲ってもらえたので早速サオを出す。アタリがあるが、ハリに乗らない。ハリを小さくしてタコベイトも小さくした。エサをゆっくりと流す。

すると仕掛けが横へスライドした。きた!すかさず大アワセを入れると確かな重量感。直後に瞬発的な引きが伝わってきた。海から上がりたてなのかよく引く。何度も抵抗して暴れる。これがサケ釣りの醍醐味だ。

狭き門を突破しサケの有効利用調査に参加 70cm3.5kgのオスを手中いかつい顔をしたオス(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

ノベザオがきれいに曲がるこの瞬間がたまらない。無事に取り込んだサケはオスで70cm3.5kgだった。魚体もブナと呼ばれる婚姻色が少なく、若いサケだった。この場所はまだ釣れていない人に譲り休憩とした。

来年のリベンジ誓う

この後はバラシがあったが、追加のサケを釣り上げることはできなかった。当日は今シーズン最大の減水(マイナス40cm)で、全体的に釣果は伸びなかったようだ。

狭き門を突破しサケの有効利用調査に参加 70cm3.5kgのオスを手中奥山には雪が見えた(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

最後は漁協へ調査報告して帰路に就いた。来年も抽選に当たれば、ぜひともサケ釣り調査に参加したいと思う。興味がある人は来年の7月ごろからホームページをチェックしておこう。

<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
小川
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年11月25日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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