静岡県にある石津浜では、1年を通じてタチウオを狙うことができる。しかし、捕食しているベイトなどによってタナ、ルアー、アクションをかえなければボウズを食らうこともあり、逆にパターンをつかめばツ抜けも可能である。今回は先日の皆既月食を見ながらの釣行を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森貴生)
メタルジグのセレクト術
その日のヒットパターンをつかむのが重要であるので、メタルジグの種類、色(夜光、ゼブラ、紫色、赤金など)を試してバイトがあるメタルジグを探してみよう。もし、隣は釣れているのに自分だけ釣れない場合は、恥ずかしがらずに話しかけて教えてもらうといい。
・筆者のメタルジグの使い分けとして、マイクロベイトを捕食している場合は、色は赤金、フォールはゆっくり、30gのメタルジグを使うことが多い。メタルエフェクトの赤金30gを今回は使用した。
・ボトム狙いの場合は夜光タイプのメタルジグ40gを使う。ライパチのゼブラグロー40gはタチウオだけではなく、これから寒くなると回遊するスルメイカもよく釣れる筆者お気に入りである。
・タナをオールラウンドで探る時にはジグパラの30~40g、Rサーディンの30~40gを使用することが多い。
タチウオ3匹手中
今回は表層メインの釣り、実釣1時間半で3匹のタチウオを釣ることができた。周りのアングラーの様子を常に観察していたが、表層狙いのパターンがわかっているアングラーはコンスタントに釣り上げていたが、夜光タイプやボトムを狙っているアングラーはボウズであった。
タチウオは偏食の傾向が強い魚である。短い時合いで確実にタチウオを釣るために今回の表層マイクロベイトパターンが皆さんのお役に立てれば幸いである。
<森貴生/TSURINEWSライター>
石津浜