9月5日(水)の夕まづめ、メッキ狙いのライトゲームをしに外房・勝浦市の興津東港へ向かった。
秋のライトショアジギング
暑い夏が終わり、徐々に気温が下がり始めるこの時期は、海のライトゲームが一番面白くなるシーズン。一年間のなかで、最もターゲットが豊富で、水温が高く魚たちは元気。
おもなターゲットはサバ、ソーダ、ワカシといった回遊魚や、カンパチの幼魚(ショゴ)ほか、カマスやムツ、セイゴなどがライトタックルで手軽に狙える。
人気はメッキ!
なかでもライトソルトゲームの定番で、人気が高いのがメッキ。ロウニンアジやギンガメアジなどヒラアジ類の幼魚の総称で、南の海で生まれた稚魚が海流に乗って回遊してくる。冬になると水温が下がり死んでしまう死滅回遊魚。
人気の理由は、手のひらサイズながら強い引きをみせ、水面のルアーに果敢にアタックしてくるエキサイティングな面と、なにより漁港など身近なポイントで手軽に狙えるのが大きな魅力だ。
アベレージサイズは、10~20cmほどだが、シーズン後半ともなると30cm近い良型もヒット。基本的に群れで回遊しているので数釣りが楽しめる。
回遊する地域は、温かい黒潮が近くを流れるエリアで、関東周辺はほぼ全域で狙える。汽水域にも入ってくるので、河川内でもよく釣れる。
当日のポイント&タックル
当日は夕マヅメに外房・勝浦市の興津東港へ向かった。ここは、外房のなかでは比較的小さな漁港だが、メッキの実績は高く、毎年安定して回遊してくるポイント。
使用するタックルは、7フィート11インチのロッドにリールは2000番クラスのハイギアタイプ。
ラインはPEライン0.4号にフロロカーボンライン6ポンドのリーダーを1mほど結ぶ。