南方の魚『カライワシ』を東京湾で目撃 ルアーで狙って釣る方法は?

南方の魚『カライワシ』を東京湾で目撃 ルアーで狙って釣る方法は?

東京湾周辺の生態系はここ数年でどんどん変化しているように思います。本来まず見られないであろう珍しい魚の姿も。今回はその中でも「カライワシ」の生態とルアーでの釣り方を紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

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宮坂剛志

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東京湾周辺の生態系

数年前と比べ、東京湾内の河川の生態系はガラリとかわったと感じます。12月、へたをしたら1月でも河川にクロダイが群れているし、マゴチもよく釣れるようになりました。さらに昔ではまず釣れなかった、メッキなども釣れるようになったのには驚きです。

確かに工場からの温排水や、生活排水などの影響もありますが、これらの温暖な水質を好む魚が近年釣れるようになったことを考えると、やはり地球温暖化は進んでいるんだなと思わされます。

カライワシ

さらに驚きは、本来まず見られないであろう珍しい魚が東京湾内の河川で釣れていることです。それが、カライワシです。カライワシは温暖な水質を好む魚で、沖縄などではよく釣れているのを聞きますが、東京湾でその姿を確認したのは、筆者は2~3年前からです。

調べてみると少ないながらもカライワシの釣果報告が東京湾でもありました。しかし、湾奥の、さらに言えば千葉の工場に囲まれた、とてもキレイとは言えない小河川で釣れた報告はありません。今回はこの謎のフィッシュイーター、カライワシについて生態とともに紐解いてみたいと思います。

南方の魚『カライワシ』を東京湾で目撃 ルアーで狙って釣る方法は?近年釣れるようになったカライワシ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

カライワシの生態

カライワシの生態については、謎の部分が多い。調べていくと、硬骨魚の分類群の1つ、2科2属8種で構成される小さなグループで、これには、イセゴイ、アトランティックターポンなどの絶滅した魚類も含まれるそうです。

生息域

やはり、熱帯、亜熱帯の浅い海が主な生息域で、淡水や汽水域にも入ります。東京湾だと都内の河川でも確認されているようですが、都内でこれを釣ったという記事や映像はなかなかありませんでした。

食性

イワシに似てはいますが、イワシよりも獰猛で、完全なフィッシュイーターです。イワシのようにウロコが剥がれやすく、口はシーバスとまではいかないまでもかなり大きいです。

南方の魚『カライワシ』を東京湾で目撃 ルアーで狙って釣る方法は?口が大きい(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

河川での主なエサ(ベイト)は、ボラの子供(イナッコ)だと思いますが、エビやカニなども捕食しているでしょう。さながら細長いシーバス?といったところでしょうか?釣り上げるとビチビチと猛烈に暴れます。エラ洗いはしませんが、ルアーに掛かると水面から飛び跳ねるようにジャンプします。やはりシーバスと似てますね。

南方の魚『カライワシ』を東京湾で目撃 ルアーで狙って釣る方法は?カライワシのベイト(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

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