コロナ禍の影響もあって、レジャーとしての釣り人気は右肩上がり。最新の釣具人気トレンドを探るべく、日本国内最大のECモール『楽天市場』にご協力をいただき、2022年6~8月のロッド(釣り竿)のランキングを作成したので、TOP20を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部)
目次
3位:がま鮎 パワースペシャル5 引抜急瀬 9.0
ここからいよいよTOP3の発表です。3位にランキングしたのは、3回目の登場の鮎竿です。がまかつ「がま鮎 パワースペシャル5 引抜急瀬 9.0」。大手釣具メーカーのがまかつですが、今ランキングではここにきての初登場となりました。
取扱店舗:つり具の銭屋
価格:207,000円(税込)
商品説明
急流、大鮎河川での23~28クラスがメインターゲット。大鮎釣りを身近に楽しめるロッド。通常の急瀬クラスの流れなら十分尺鮎まで対応可能です。
※引用元:つり具の銭屋
2位:ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 1703R-5
2位にランキングしたのは、シマノ「ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 1703R-5」。ワールドシャウラシリーズとしては、12位・8位に続き3回目のランクイン。圧倒的な人気を堂々と披露した結果になりました。
取扱店舗:釣具のキャスティング 楽天市場店
価格:72,512円(税込)
商品説明
ロッドを機内に持ち込めるよう、仕舞寸法を55cm以内に設計されたコンパクトロッドの最高峰が、スパイラルXコア+ハイパワーX採用で生まれ変わりました。世界各地のゲームフィッシュと戦うため、厳選された必要アイテムをラインナップ。携行性に優れたコンパクトサイズながら、幅広いターゲット、釣り方に適応します。
※引用元:釣具のキャスティング 楽天市場店
1位:EARLY for Surf 109MMH
映えある1位に輝いたのは、『メイドインジャパン』のソルトルアーロッドメーカーYAMAGA Blanks(ヤマガブランクス)の「EARLY for Surf 109MMH」。サーフでの遠投&大物とのファイトを前提にしつつも、8g程度の軽量プラグも問題なく使用できる繊細なティップを持っているのが特徴。幅広い対象魚に対応できるのはもちろんのこと、ルアー釣り初心者~上級者までが使って楽しめる懐の広さは、ランキングトップに相応しいと言えるかもしれません。
取扱店舗:トラウトマウンテン 楽天市場店
価格:34,254円(税込)
商品説明
EARLY 109MMHは、広大なサーフエリアを効率よく探り、かつ大物を獲るための性能を詰め込んだロングレングスモデルです。10ft9inのレングスが生むプラグの遠投性に特化したバットパワーと、8g程度のシーバスプラグも使用出来る繊細なティップを融合したブランクスにより、遠距離での繊細なゲーム展開を実現しています。長尺ながらも操作性と感度に優れ、サーフでのナイトゲームにおける潮圧の変化も見逃さず、離岸流や地形変化を読み解くゲームにも最適です。45g前後のプラグ類をストレス無く扱えるので、ゴロタ浜・平磯でのマルスズキやヒラスズキゲームはもちろん、海サクラゲームにもオススメできる一本です。
※引用元:トラウトマウンテン 楽天市場店
ロッド(釣り竿)の人気トレンド
いかがでしたでしょうか。釣具に興味がある方であれば意外な商品のランクインに、また、そうでない方は価格に驚かれたかもしれません。人気の傾向を簡単にまとめてみました。
海釣りと淡水釣り
鮎竿以外は海でも淡水でも使える汎用性が高い製品が多かったので、厳密に分けることは難しいですが、フィフティフィフティの結果となりました。逆にいうと、海でも淡水でも使えるロッドに人気が集まっているとも言えそうです。
沖釣りと陸っぱり釣り
沖でしか使えない製品のランクインは2点のみ。9割が陸っぱりないし、どちらでも使用可能な製品と、圧倒的な差がつきました。ここまで偏るとは正直思っていませんでした。
エサ釣りとルアー釣り
エサ釣り用が4点のみ(うち3点が鮎竿)、他は全てルアー使用を前提とした製品となりました。ルアー釣り愛好家は「自分の釣りスタイル」を探究する傾向があるように感じます。その流れで必然的にタックルへのこだわりも強くなり、複数のタックルないし高額なタックルの購入へと繋がっていくのかもしれません。
初心者用と経験者用
初心者用のセットやエントリーモデルが4点、8割が明らかに経験者(上級者)向けの製品という結果に。経験者向け製品の方が高額ということも、集計上強く影響したかもしれません。一方で、初心者については釣具屋で店員さんに質問をしながら購入していくパターンが多いのかもしれません。
いずれにせよ、釣具購入のための無理な散財にはご注意を。購入にお金を使いすぎて、釣りに行く費用が無くなってしまっては本末転倒ですからね。
皆さん、安全で楽しい釣りライフを!
<TSURINEWS編集部・小菊>