東京湾サワラキャスティングゲームで本命95cm 10cm級イワシがベイト

東京湾サワラキャスティングゲームで本命95cm 10cm級イワシがベイト

秋から冬にかけて、東京湾ではキャスティングサワラゲームが大人気。人気の理由は、なんといっても食べて美味しいこと。私もいちばんと言ってもいいくらい大好物。サワラが入ってきたとの情報をキャッチし、9月4日(日)、富津沖のサワラ釣りに出かけてきたので、その模様をリポートします。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 白井亜実)

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ソルトルアー オフショア

サワラの跳ね発見

5時に出船。集まったアングラーは6人で、私は左トモ。数10分ほど船を走らせたところで「跳ねてる、ここでやってみましょう」と興奮気味の船長。

サワラ釣りは、魚探でのベイト反応に加え鳥の動きや魚の跳ね、ナブラを見つけて追いかける目視での釣り。これも人気の理由の1つ。

使用するのは、30g前後のルアーをキャストできるようなキャスティング用のライトタックル。3000~4000番相当の中型リールに、ラインはPEライン1号・リーダー5号。シーバスやロックフィッシュなどで使用するもので十分。バレやすい魚なので、竿先が軟らかめの竿を選ぶと安心。

船首で80cm級サワラヒット

釣り方は、10cm前後のミノーをキャストして、水面でジャークさせながら誘い出し、ルアーを下から突き上げるように食わせるのが理想的。

私はポイント到着と同時にすぐにミノーをキャストし、手前まで引く。その動作を繰り返していきます。サワラのアタリは突然やってくるので、手前まで気を抜かずに誘い続けます。

何度か小移動を繰り返し、船首のほうで待望のヒット。慎重に引き寄せ、無事、ネットイン。80cmほどのサワラです。

東京湾サワラキャスティングゲームで本命95cm 10cm級イワシがベイトさんはスピンテールでキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 白井亜実)

ガツンとアタりドラグが滑る

すでに腕がパンパンになりそうでしが、集中してキャスト。すると、着水後1ジャーク目でガツッと噛まれるようなアタリ。手を止めずそのまま誘い続け、ついに竿先が抑え込まれました。

「掛かった!」と思わず叫びます。ドラグ音がギュンギュンなり、思いっきり竿が絞り込まれます。ちょっと恐怖を感じるくらい強烈。

良型サワラを手中

ついつい強引なやりとりをしたくなるのですが、サワラは口が大きく歯が鋭いのでタモ入れ直前でラインを切られる恐れもあります。タモに収まるまで油断は禁物。一定のテンションを掛け続けるように慎重に寄せていきます。

すると、ギラリと巨大な長い魚体に青い斑点。間違いなく、本命サワラです。「デカいよ、これ5kgありそう」と船長。ぐるりと魚の頭がこちらに回ってきたタイミングでネットイン。一気に力が抜け、同時に膝が震えるほどの喜びがこみ上げます。

東京湾サワラキャスティングゲームで本命95cm 10cm級イワシがベイト筆者は良型ゲット(提供:週刊つりニュース関東版 白井亜実)

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