7月下旬に入り、クロダイが戻りつつあると釣友から連絡が入るようになってきた。私もその恩恵を受けている一人だが、ホームの常滑港はまだ赤潮の影響を受けているようだ。7月26日はカラス貝の落とし込みでクロダイを狙った。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)
台船や係留船を探り歩く
朝の空いた時間に釣りに行こうと考えた7月28日は、午前6時に起床したので、車に乗り込み大井港へ向かった。
40分ほどで目的地に到着。まずは台船周りから攻めていく。途中でクロダイが見えれば最高だが、濁りが強くて見えない。そばにいることを願って振り込むしかない。1台目の台船はスルーされてしまった。ここにはいないか、またはエサを無視しているか。
次の台船に向かう。係留船も要注意だが、船底がきれいな船はエサとなる付着物が付いていないのでスルーする。付着物の多い小舟が見えてきた。ここには居着いているかもと予測。船から少し離れた所から横っ腹を狙って振り込んでみた。
すると何やら黒い影が一瞬だが見えたような気がした。目印に変化はなかったので再度振り込もうとすると、カラス貝がつぶされていた。やっちまったぜ。アタリが全く分からなかった。
スリリングなやり取りを堪能
エサをかえて同じように気配を消して投入。今度はハリス分をゆっくり落としてみた。2個目の目印が海中に入っていく所で止まった。アタリだと思った瞬間にアワセを入れると、ガツンと手応えが伝わりサオを大きく曲げる。素晴らしいパワーだ。でかいぞ!
やり取りが難しい所で掛けてしまった。左に沈みロープ、前もロープが張り巡らされている。突っ込まれたら一巻の終わりだ。引き込みに合わせてロープをかわす。少しでも広い場所で勝負したいが、必死に逃げるので思うようにはいかない。
船の陰に逃げ込もうとすれば、サオを海中に差し込んでラインブレイクを回避。やっと観念したようでパワーもほどほどになってきたので、浮かせて空気を吸わせてからタモに収めた。47cmの良型クロダイ。こんなのが釣れてしまう落とし込み釣りは最強だ。
50cm年無し浮上
まだ潮はいい時間帯なので次を狙うが、次の船も次の船も無反応。時合いは終了したのか。時間は午前7時10分、前回カラス貝をつぶされたポイントに行くと、なんと1匹見えるではないか!
素早くカラス貝をセットし、ゆっくり沈むように落としてみる。ゆら~と見えた姿はエサに一直線、目印がピピッと動いた。間髪入れずにアワセを入れると、全開パワーでサオが大きく曲がる。ラインを出させるほどのパワーの持ち主だが、掛けた場所が良かった。障害物はロープ1本だけの広々とした場所なので、引き込みを十分楽しませてもらった。
タモに収まったのは50cmジャスト。久しぶりに50cmの大台を釣り上げ、これにて納竿とした。
まだまだ赤潮の影響かすごい色をしているが、少しずつクロダイの活性が戻ることを願って昼からの仕事に精を出そう。
<週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫/TSURINEWS編>
大井漁港