愛知県清須市を流れる新川で、ライトリグでリバーシーバスを狙った。桃山橋の橋脚付近を狙い、50cm超えのシーバスを仕留めた釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)
新川でルアーシーバス釣り
7月下旬、愛知県清須市を流れる新川へ、リバーシーバスをルアーで狙うために出かけた。現地に到着したのは午後8時ごろだった。
当日のタックルは、ロッドが18ワールドシャウラ2701FF、リールがツインパワーC3000、メインラインがアヴァニSLJマックスパワーPEX8の0.8号、リーダーがハードコアエックスエックスフロロカーボンライン8lbだ。
ルアーは熟成アクア活メバルミノー1.6inのパールシラス夜光にデコイデルタマジックSV‐51の2.5gを組み合わせだ。
この日は9時28分が干潮の潮止まり。潮が緩むタイミングのフィーディングチャンスにかけてみた。入ったのは桃山橋周辺。橋の街灯によってできる水面の明暗を狙っていく。
干潮時に確認できるのだが、護岸沿いには土のうが敷き詰められておりこの土のうがカケアガリを形成している。足元から近い位置に地形に変化があり、ジグヘッドでも届く距離だ。近くにはシャローフラットも点在し、複合的に変化を形成しているポイントだ。
またベイトのボラの幼魚のハクや、イナッコの存在も大きい。水面をよく観察して、水面にハクの群れが泳いでいるかを目視することも大事だ。
1匹目は40cmオーバーのシーバス
ポイントに近づくと、橋の橋脚のヨレと明暗部が重なる所でライズが出た。すぐにキャストし、ミディアムスピードで浅いレンジを引いてくると、手元に重みが乗った。アワセを入れてファイトに持ち込むと、流れに乗ってドラグを鳴らして下流へ一気に走る。かと思えば今度は手前へと走りだし、近くでジャンプを繰り返す。
ヒヤヒヤしながらも落ち着いた一瞬でランディング。キャッチしたのは40cmオーバーのシーバスだった。ネットを見てみると、シーバスがハクを吐いていた。
下げ潮ではセイゴクラス
その後、周辺と上流の橋脚と水門を探るが、潮止まりを迎えてベイトの群れも消え、周囲の生命感もなくなった。ここで一度休憩。
日付の変わった午前2時58分が満潮で、そこから下げ潮に転じるので3時すぎにアプローチすることにした。
エントリーしてみると弱いながらも、下げ潮が効き始めていた。上流の東海道新幹線の橋脚付近から釣り下り、清須市役所周辺でセイゴクラスのシーバスをキャッチ。まだまだチャンスはありそうだ。
10cmのフローティングミノーで橋脚、水門付近を探るもシーバスからの反応はない。やはりそう甘くはなさそうだ。