私のフィールドは瀬戸内海東端の播磨灘、ひとり気ままなボート釣りのシーンで失敗から学んだ播磨灘ノウハウです。今回は、「ジグの重さとカラー選択」についてです。ジグを選ぶときに参考にするのは、メーカーやブランドの他に、多くの種類がある重さとカラー。どれをどう選ぶのか迷いますが、最近の私の物差しをお話します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター丸山明)
カラーの選択術
ジグカラーは、その色の光が見えているわけですが、波長の長い赤色が水深5mで吸収され退色します。順次 30mで黄色、40mで緑色が退色して、50mで青色一色と聞きました。70mで光は0.1%に減衰するそうで、グレートーンで魚は僅かな光と形を追いかけるのでしょう。金色やシルバー系は魚の目には光っていて最後まで効果があるのでしょうし、グロー系は自ら光るので別格でしょう。
万能なナチュラルカラー
下の写真「基本の3色」の(上)参照。
シルバー系主体
次項の写真「私のスタンダード」参照。
シルバーベースが、使用範囲が広く、多くの場合こちらか、ナチュラルカラーからスタートします。
アピールカラー
下の写真「基本の3色」の(中)参照。
はっきりとした赤金や緑金のように派手目の色合いで、濁りで光が海中に入らない時の特効薬と言われます。
グロー系
下の写真「基本の3色」の(下)参照。
さらに、目立たせるのがグロー系です。
反射するケイムラや自ら発光するグローは強くアピールします。朝マヅメの特効薬です。水中で退色してグレートーンですから、基本的にナチュラルカラーとグローを使用しています。ピンクやブルーのシルバー系は、コントラストが変化するのだろうと思っています。
お気に入りを見つける
ジグアクションは、人それぞれ違うアクションなので、釣れるジグもそれぞれ違うものです。ジグは同じウェイトでも形状が様々で(画像:形状比較参照)アクションが違いますが、スタンダードなシルバー系でお気に入りを見つけています。
相性のいいジグ形状やウェイトにカラーを見つけると、百人力の金棒で、私の場合は「画像:私のスタンダード」が、それです。センターバランス系の100-160gのサイズで、シルバーベースで、これに同ブランドのグロー系で、大概の場合勝負できると思っています。
<丸山明/TSURINEWSライター>