私のフィールドは瀬戸内海東端の播磨灘、ひとり気ままなボート釣りのシーンで失敗から学んだノウハウです。100%正解のない釣り、みんなで考える三人文殊です。今回はPEラインの種類と選び方についてお話します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター丸山明)
交換時期はいつか
メーカーは消耗品だから交換するものですと言っていますが、そりゃ商売のお話で、そうは簡単に無駄遣いもできません。リーダー交換時や明らかに擦れて毛羽立っている時は、先端から1~2m適当にカットします。それが、10m以上になったら、そのPEラインの交換時期だと思っています。
交換ですが、私は300m巻けるスプールに300m新品巻いていません。古いラインを下巻きにして、新品150mです。私のレンジは深くて70~80mなので、これで十分です。だから、150m全交換する前に裏返しをします。これで、未使用部分が出てきてOKです。この場合、1.5シーズンで裏返して、それから1シーズン使い、計2.5~3シーズンで全交換です。ただし、使用頻度の高いキャスティングリールやジギング用は、1シーズン単位で裏返して、全交換です。
紫外線に強い素材と言われているポリエチレンですが、それでも樹脂ですから日光に当たらない保管は必要です。紫外線劣化には、ご注意を。メーカーのCM等に惑わされることなくリーズナブルな価格の8本編を選べば、OKです。外海や離島遠征でない沿海での釣りならば、日本のラインメーカーの製品は、十分な性能です。
<丸山明/TSURINEWSライター>