初夏~夏にかけては、エサ取りが多くなり「型狙い」という点ではどうしても厳しくなるウキフカセ釣り。しかし、「そんな時期こそ入門&脱ビギナーには最適」と言うのは関東の名手で釣研インストラクターの久保野孝太郎さん。しかも、釣り方次第では十分に大型が狙える。今回、神奈川・真鶴地磯で同氏の釣行を取材した。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 大高崇)
荷物はコンパクトに
地磯で気軽にたのしめるとはいえ、釣り場からはそれなりな距離を歩くことが多くなるのが常。そのため、荷物は極力コンパクトにまとめるのが鉄則。釣り場にもよるが、足場の不安定な場所をそれなりに歩くので、安全の面でも両手に大荷物を持った状態というのは快適以前に危険。
さらに、今回は幸い釣り人が少なく本命のポイントで竿を出すことができたが、人気の釣り場にもなれば、夜明け前から磯へと向かうことになるので、より危険になる。
ライブウエルTL193
釣研のライブウエルTL193は魚を活かして持ち帰るだけでなく、
・バッカンTB193(内部にバッカンよごれんシートHGをセット)
・こぼれんバケツTK221
・エサバケツTE221
・マキエプレスボードTMP211
・シャクホルダーTS201
などが収まり、帰る時にも魚が浸る程度水を入れてエアーポンプを回しておけば入釣場所程度までは十分に生かして持ち帰れる。
また、マキエバッカンにはバッカンよごれんシートHGをセットすれば、バッカン本体をマキエで汚すことはないので、「マキエを使う釣りは汚れるから……」とこの釣りを敬遠している人は、このアイテムを使ってウキフカセ釣りにチャレンジしてほしい。
魚を活かして持ち帰ることができるので、クーラーなどの大荷物を持つ必要はない。また、バッカンはエサバケツやマキエプレスボード、シャクホルダーをセッティングしてコンパクトに。
<大高崇/TSURINEWS編集部>
真鶴・カワウソ