埼玉県大里郡寄居町にある円良田湖はかんがい用の人造湖。周囲は約4.3kmで、ハイキングコースとしても人気。ヘラ釣り場としては最初の放流から半世紀以上の歴史があり、冬季のワカサギ釣りも含めて寄居町観光協会で運営管理している。ヘラ釣りはボート、桟橋、陸で楽しめる。平均尺2寸前後で40cm級が交じることも。肉厚の良型が多くの釣り人を魅了している。今回は陸釣りにスポットを当てて紹介。
円良田湖のポイント
陸釣りは一部を除いて基本的に湖の東側にポイントがある。
おもなポイントは上流の三の沢から下流の屏風岩まで。
釣り台を設置して釣りをするので、満水時は三の沢からヌカリ谷津、または羅漢岬や屏風岩にある取水塔周辺だけになる。
田んぼの時期で水を落として減水すると広範囲で釣りが可能になる。ちなみに8月2日の時点では約1.3m減水。
水深はポイントによって違いはあるが、竿いっぱいの宙釣りであるチョウチン釣りができる場所はない。それでも取水塔付近だと、14~15尺竿いっぱいの底釣りなどは可能。
そのため、チョウチン釣り以外の宙釣りか底釣りが基本になる。
夏の盛期でも底釣りはそれなりに楽しめるので、好きな釣りをすればいい。
ワカサギ釣りの期間(今年は11月15日ごろを予定)は陸釣りが禁止になるので注意。