ホームグラウンドである三重県FC南志摩のカセへ、チヌ狙いのカカリ釣りに出かけた筆者。厳寒期ながら、真鯛にチヌの数釣りとなった模様をレポート。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター北村光一)
チヌ狙いのカカリ釣り
三重県のFC南志摩ヘ令和4年1月28日に、滋賀県東近江市の自宅より片道約3時間かけて釣行した。今年は大雪で滋賀では積雪が多い中、数釣りを目指して釣行した。
いつものように木谷の無料仮眠所に午後9時過ぎに到着した。仮眠所には寝袋、毛布、ストーブを持ち込んだ。夕食のインスタント焼きそばを食べて午後10時に就寝。翌朝は午前5時30分に起床し、荷物を桟橋まで運び、船長とコーヒーを飲みながら、最近の釣果やその他の楽しい会話をした。
やがて辺りが明るくなり、午後6時30分に出船した。天気は快晴であるが放射冷却の関係でかなり寒かった。
当日の状況とタックル
本日の潮は中潮で満潮が午前10時過ぎで北西風が多少吹いている。カセの下には魚影無し。
当日のタックル
竿はイガダ、カセチヌスペシャル1.2m、下向きリール、道糸ハリス通し1.5号、チヌ針4号、ガン玉0から3Bである。
当日の作戦
団子は市販団子に荒びきサナギ、コーンを使用し、団子の中には、アンコとしてアミエビ、激荒、オキアミを使用した。まずはタナトリを用いてタナを取る。水深は約8m。今回は団子とは別に3Bのガン玉を付けてさしエサを落とし込み、その前後にゴルフボールサイズの団子を切らさないようにして投入する。
さしエサはオキアミ、コーン、サナギをローテーションさせてアタリエサを探る。団子は一箇所だけでなく数ヶ所に投入してポイントをつくる。
ファーストヒットは真鯛
団子を切らさないで撒きながらポイント毎にさしエサを落とし込み釣りを開始した。しかし、生体反応はなく満潮の時間帯に突入した。寒さのために指が自由に動かない。
約2時間が過ぎた頃、ようやく、竿を押さえ込んだので思いきってアワせると肩の高さで竿が止まった。しかし、指がかじかんで思うようにリールが巻けない。何とか巻きながら水面に姿を現したのは型は今一つだが真鯛である。