淡水小物釣りが大好きだけど、とても寒がりな筆者。冬ももちろん釣りには行きますが、寒い日・時間を徹底して避けて予定を立てるようです。その理由は自身の防寒対策以外に、お魚さんの活性対策という目的もあるようです。タカハヤ狙いの淡水小物釣行を交えて紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター中辻久範)
釣り好きだけど寒がり
いつも書いていますが、私は寒さに極端に弱く風邪を引いてしまいやすい体質です。かと言って、冬期まるっと釣りに行かないなんてことは耐えられません。釣り活動は大好きで、なおかつ今では副業としておりますが、風邪を引いて本業を休んでしまうことになると元も子もありません。
雨の日はもちろん釣りに行きませんが、極端に寒い日の釣行も避けます。そのため、週間天気予報とにらめっこして、釣行日を決めるわけです。
寒い日を避ける3つの訳
釣行日に寒い日を避ける理由は、私が寒がりだからだけではありません。
1.手がかじかむ
ローコストな釣りを志しているため、仕掛けのロスには気をつけていますが、時にはコイに仕掛けを持っていかれたり、障害物に仕掛けを絡ませたりすることもありますよ。糸付針 金袖2号とミチイトは1号を使用しているので、大体はロスしてもミチイトとハリスをくくればいいようにはしていますが、それでも手が悴んでいると思うようにくくれない時があります。寒さで手が鈍臭くならないようにするのが1つ目の理由です。
2.魚が定活性
私は最高気温が8度以下になる日は釣行を避けます。仕事がなかなか休めなくて気温が1度や2度の時に無理矢理釣行したことはありますが、こんな日は居着いている魚の目の前にエサを落としてやっても無視されるか、エサから逃げていきます。日中の最高気温が8度ぐらいでようやくやる気のある魚がエサをついばんでくれるのです。口を使わないのが分かるので寒い日に釣りに行かない2つ目の理由です。
3.モチベーションが下がる
結局1)と2)に直結するんですが、手が悴む、アタリが出ない、いくら釣りが好きでもやっぱりこんな寒い日は無理矢理釣行しても、モチベーションは上がらないんですよ。釣れなかった、あくる日は体調を崩したでは、ホンマ泣きっ面にハチですからね。
まとめとして、筆者は寒さに弱い、寒さが嫌い、寒い日は釣りに行かないということですね。
気温上がる日に淡水小物釣りへ
今回も、天気予報をしっかりチェックし、1月22日に淡水小物釣りに出かけました。午前10時にひとまず和歌山県橋本市高野口町嵯峨谷付近を流れる嵯峨谷川(紀ノ川中流エリア)にタカハヤ(アブラハヤ)狙いで、いつもの小堰堤下のポイントに向かいました。
正直朝は冷え込んでいまして、気温が上がるのを待っていたんですよ。天気予報を信じ、気温が上がることを願って、自転車を走らせました。
タックルと仕掛け
使用タックルはSZM岩清水3.6m(渓流のべ竿)ミチイト1号、小判型セルロイド目印、ガン玉2B、そして0.4号糸付針 金袖2号、いつものミャク釣り仕掛けにエサはポークソーセージです。
高野口町嵯峨谷地区は山間の在所なんで、なかなか気温が上がりません。寒い。とにかくエサをサビキ状につけて投入します。
早々に12cmタカハヤ登場
開始3分後、目印が引き込まれました。遅アワセでアワすとブルブルの手応え。岸寄りの障害物に向かって走ろうとします。絡まれる前に抜けと思いまして、一気に抜きました。12cmの良型タカハヤです。
しかし、ここからが長かった。次のアタリまでおよそ1時間。1時間後ようやく流れに目印が逆流するアタリ。もしやと思ったのですが、ブルブル感触はありますがすぐに手元に収まりました。8cmのカワムツです。カワムツのアタリは左右に目印が動くアタリです。このポイントでカワムツは珍しいのです。
この時点で11時を回りました。少しは気温が上がってきてはいますが、とにかく寒いのでギブアップ。下山しました。