エステルラインは強度が低いのが難点です。バックラッシュで高切れすることもあり、満タンで巻いてもみるみるうちに痩せてきたりと、基本的に消耗品と考えた方がいいでしょう。では、そんなエステルラインの交換時期はいつか?またPEラインと比べたコストパフォーマンスについても紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
意外に高価?1年で約3000円
エステルラインはもともと安物のラインです。こういうと何ですが、まあ、大したモノではありません。昔の渓流釣りに使われていたラインの在庫が、今、エステルラインという名前をつけて再販されているという噂も聞きます。
しかし安いのはいいのですがアジングメインで上記の理由で巻き直しが重なると、意外に年間コストは高くついてしまいます。筆者の使用品は150m巻き1200円ですが、3回巻き直せば、3600円です。難癖つけるようではありますが、もうちょっとどうにかならんのかという感じはしますね。まあ、それを補って余りある軽量リグの操作性はあります。
PEラインはメーカー二級品くらいでも使い物になり、細い号数ほど高価なのですが、とはいえ2000円くらいで100m巻きが買えたりします。高切れを防げばラインを裏返して(スプールの内側にあるラインを外側に持ってきて)3年くらい使えるので、かなりコスパは高いです。ただ「パ」といっているパフォーマンスの部分で、アジングにPEが適しているとはちょっと言いにくいのですが。
それでもアジングはエステル
交換時期とコスパという視点でエステルラインを観察してみました。「なんだかんだお金がかかる」「ちょこちょこ巻きかえるの面倒」「しかもライントラブル多め」と困った子なのですが、今現在のアジングのメインラインはなんといってもエステルラインです。本当、困った子ではありますが、どうぞよろしくお願いします。
<井上海生/TSURINEWSライター>