お正月と同時にやってくる玄界灘の寒ブリシーズン。パンパンに膨らんだ魚体にはたっぷりの脂をたくわえており、とろけるような甘さは想像以上で絶品です。今回は初心者も気軽に行きやすいように、寒ブリジギングに必要な七つ道具をご紹介します。
(アイキャッチ画像提供:上天草市釣りライターYAHA)
玄界灘の寒ブリシーズン到来
玄界灘の寒ブリは12月ごろから脂を蓄え、1~2月に最盛期を迎えます。丸々と太った寒ブリは、大きいもので10kgオーバー。個体が重ければ重いほど脂を蓄えたあかしでもあり、普段の料理から正月のおせちまで、食卓をさらに豪華にしてくれます。
寒ブリジギングに必要な七つ道具
では、そんな寒ブリジギングに必要な七つ道具を紹介していきましょう。
仕掛け(メタルジグ、フック)
メタルジグは180~250gを使用。アシストフックのサイズは3/0~です。水深は深いところで100mになります。私はちなみに、メタルジグは「kyジグ」や「ライズジグ」、アシストフックは「つらぬき」を使用しております。
タックル
ロッドは250gまでのメタルジグが使用可能なロッド、リールは8000番にPEライン4号を巻いておけばばっちりです。初めて挑まれる方は、まずは船のレンタルタックルをオススメします。ドハマりしてからの購入でも遅くありません。
防寒ウェア
真冬の海上は極寒ですので、暖かい格好をして行きましょう。足元の防寒も忘れずに。
グローブ
寒さ対策も兼ねますが、手を保護するためにも着用をオススメします。また、ジグをシャクる時にグリップが効くようなグローブは、シャクリの安定感が増します。
サングラス
目の保護用です。偏光であれば、海からの照り返しもかなり軽減できます。
酔い止め
冬の玄界灘は荒れることが多く、うねりも高いことがしばしば。快適な釣行のため、不安な方は必ず服用しましょう。
気合い
これは一番重要といっても過言ではないです(笑) 。水深100mのポイントで250gのジグをシャクっていると、かなり体力を消耗します。シャクり続けていくと腕の疲労も限界に……そんな時に限って寒ブリが食ってきます。気合いで巻き上げて釣った喜びは格別です!