今回のテーマは「キミもやってみよう大型釣り」千葉県君津市にある亀山湖では舟釣りで手軽に大型が狙えるフィールドだ。尺半はおろか時には夢の50cmオーバーも顔を出し、大型狙いの釣り人が全国から押し寄せる。だが誤解しないでほしい。大型釣りはけっして特殊な釣りではない。ちょっとの工夫と運（タイミング）さえ合えば、誰でも記録を更新できるのだ。そんな釣りを戸張が指南する。
第3回は着舟後の準備を解説してもらった。
TSURINEWS編集部
オススメの釣り方とタックル
ではタックルについて聞かせてください。釣り方はチョウチン釣りがメインですよね？
「そうですね。あとは何尺竿を使うかが問題となります。
ですが事前に情報は取っているはずですから、まずは前日とかの情報を参考に竿の長さを決めるといいでしょう。」
タックル図。
実釣もそうでしたが、戸張さんはハリが小さめですね。
「大きいハリだと特殊なウキが必要になります。いつも使っているウキで釣りができるように、ハリはリグルやセッサなどの10号を最大サイズにしています。これならどうにか普通のパイプトップウキでも沈没せずにエサを支えてくれますから。」
ハリスの長さは？
「まずは魚の興味を引くため長め（上50～70cm下70～90cm）でスタートすることが多いですね。」
けっこう長いですね？
「近年の亀山湖はエサをナジませていれば食ってくるような感じではありません。
釣り人が多く入り魚がエサ慣れし始めているのでしょう。
そうなると上から（エサの落下途中）反応させないと、触りを出してくれないことが多いのです。」
それだけ長いとスレたりしませんか？
「それはそうなったら考えればいいことです。何よりまずはウキを動かすことが先決でしょうからね。
ただし強い流れが出た時は、触りやアタリを明確にするためハリスを短く（40―60cmなど）することはあります。」
サオを変えて棚を変える。
ラインの湾曲ですね？
「はい。大型イコール強い触り・アタリとは限りませんから」
＜戸張 誠／TSURINEWS編＞
ボートハウス松下
