1匹50万円の値がつく【黄金カニ】の正体はハブリッド化したカニ

1匹50万円の値がつく【黄金カニ】の正体はハブリッド化したカニ

最近値上がりの著しいカニ、すっかり高級食材の代表みたいになっていますが、そんなカニの中に、1匹数十万の値段が当たり前につく「黄金のカニ」が存在することをご存知でしょうか。

(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)

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黄金ガニは「ハイブリッドカニ」

この黄金ガニは、実はそのような種類のカニがあるわけではありません。彼らは、ズワイガニとベニズワイガニの雑種なのです。

ズワイガニとベニズワイガニは見た目こそ似ていますが、生息する水深が異なっています。ベニズワイガニのほうがかなり深い場所に生息しており、いわゆるすみ分けが行われているのですが、それでもまれに雑種が発生するのだそうです。

1匹50万円の値がつく【黄金カニ】の正体はハブリッド化したカニベニズワイガニとズワイガニは近縁(提供:PhotoAC)

雑種ということもあり、ズワイガニとベニズワイガニの中間的な色合い、つまり「黄金色」になります。さらに味はというと、ズワイガニの甘みの強さとベニズワイガニの甘みを兼ね備え、大変な美味なのだといいます。

黄金ガニは基本的にオスしか見つからず、生殖能力はないものと見られるのもレアさの理由です。最近では水揚げがあると、カニ料理専門店や料亭に直行してしまうようですが、運良く魚屋で見かけたら大枚はたいても食べてみるべきかもしれません。

<脇本 哲朗/サカナ研究所>