どうしても秋よりかは釣果を出しづらくなる、アオリイカ狙いの冬エギング。でも釣れれば良型の季節でもあります。今回は、釣れるポイントの選び方を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野中功二)
「風」による水温変化
厄介ですが、必ず当たる予報ではないことも考え、場所の選定においても相反した場所を視野に入れておくといいでしょう。
この時期の伊豆は北系の風が強く吹くことが多くなり、この風が吹くと海水の表面温度が急激に下がります。すると、シャローエリアやワンド状の奥エリアなどでは一気に水温が下がってしまうこともあります。
こうした時は湾内ではなく湾外のディープエリアのほうが、水温が高くなっていることもあります。そうしたときはワンドにこだわるのでははく、岬先端など水深と流れのある場所にシフトチェンジも考えましょう。
秋にくらべると釣果を出しづらいシーズンではありますが、「ワンド状になっていてかつ流入河川のない場所を選ぶ(風の向きや強さによっては湾外へ) → ベイトの有無をSNSなどで確認して粘るか短時間勝負するか決めておく」、このあたりを意識するとこの時期でもアオリイカに出会える確率はグンと上がると思います。
なお、磯の夕マヅメからの釣行はできるなら早めに磯に入りたいですね。磯の状況の確認などが安易にできるからです。ライジャケの着用、防寒対策も忘れないように。釣り場のマナー、駐車には十分注意してください。
<野中功二/TSURINEWSライター>
伊豆半島