ワカサギ釣りの道具をイチからそろえるならば、できるだけ安く、しかもしっかりした性能のアイテムがほしいところ。そんな人に最適な「プロックス」新商品リールでワカサギ実釣に出かけた。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・中西)
新発売のリールでワカサギ釣り
今回の注目は何といっても「攻棚ワカサギモータードライブEC ICE」。蛍光色とスケルトンボディがポップな印象の今年の新商品で、従来品より大幅にリーズナブルになっている。他社の上級グレード1個の値段で2つ手に入ってしまうというから驚き。開発に携わったという勝瀬さんが実際に釣りながら紹介してくれた。
長谷大池で実釣
当日の長谷大池は、ちょうど高水温期から低水温期への端境期で、先週まで浅場で釣れていた群れが深場に回遊するようになったが、まだ足が止まらず非常に釣りにくい。朝の内はドーム内で竿を出したが、小さい群れが入っては抜け入っては抜けする状態。回遊するタナはおおよそ9mだったので、ここを起点に魚探に映るオモリから仕掛けの位置をイメージし、群れに当てていくという作戦。
棚停止機能で群れを補足
ここで活躍したのが、設定した位置で仕掛けが自動停止する「自動棚停止機能」。いちいち底まで落とす必要がなく、動きの速い群れに仕掛けを合せるのに威力を発揮した。釣り方と「自動棚停止機能」の活用法のレクチャーを受けていると、二刀流で黙々と釣っていた高石さんが1尾目をキャッチ。
勝瀬さんもすぐにアタリを拾い、こちらは2連で本命をゲット。もちろん、「船べり自動停止機能」で勝手に止まるので、繊細な穂先でも安心だ。
釣り座セッティングが重要
ワカサギは数釣りが醍醐味。手返しよく釣るには「自分流の釣り座を組むのが好釣果への第一歩」と高石さん。「去年からワカサギ釣りを始めた」と言うが、すでに電動タックルの2本出しに慣れている。
左右に台を配して、釣り座について右側には魚探、左側にバッカン、中央にエサ箱というレイアウト。バッカンには仕掛けを掛けるアンテナとハリ外しをセットして、一連の動作を流れるようにこなしていく。
攻棚ワカサギ水切り水槽
気になったのは、もうすぐ発売される予定の「攻棚ワカサギ水切り水槽」。EVAの二重構造になっていて、メッシュ底のインナーを上げるだけで水が切れるすぐれもの。また、付属の透明板にはアンテナやハリ外しが取り付けられ、快適な釣り座環境を作るキーアイテムになる。
前面とインナーがスケルトンになっており、泳ぐワカサギを横から観察できるのも嬉しい。子どもたちが喜ぶのは請け合いだし、釣れない時間に観察するのもいいだろう。
当日の模様は「PROX_japan official」チャンネルで公開中。