秋~冬の人気ターゲット・ワカサギ。代表的なエサは紅サシと白サシだが、この〝ウニウニ〟と動く虫エサが苦手という人は少なくない。そこで今回は、マルキユー・フィールドスタッフの井上聡さんが人工エサ「ハイパー紅雪」を使って実釣。どこまで活きエサに迫れるのか取材してきた。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・佐藤理)
当日のヒットパターン
一般的に言われている釣り方は、オモリ着底後、底から5cmほど浮かせ、フワフワ動かし止めて食わせる誘いが基本となるが、この日はオモリでトーン、トーンと底を叩いて、つねにエサを動かし、フッとテンションを抜いて反射的に吸い込ませる釣り方がよかった。
さらに活性が上がると、誘いのあと、置き竿でヒットすることもたびたび。満足の釣果で16時に納竿した。
「ハイパー紅雪」
「ハイパー紅雪」は生分解性素材を原材料として、人工エサならではの使い勝手のよさと、ワカサギの好む成分を徹底追求。積極的に誘いをかけられるハリ持ちのよさや、パワーアップした摂餌性で、さらなる釣果が期待できる。
この日のカラーについては、早朝「グリーン ソフト」への反応がよく、日中は「紅 ソフト」の食いがもっともよかった。「白 ソフト」も試してみたが、ポツポツといった感じ。その日の水色に時間帯、魚の活性や釣行する湖によっても当たりカラーは違ってくるので、できれば全色そろえて持参したい。
常温保存できるので、残ったエサも無駄にすることなく、パッケージフィルムを閉じておけば、次回の釣行時に使える。また、虫エサの予備としても、つねにタックルボックスに入れておくのもいいかもしれない。
「寄せっコ」
さらに、ハリ上部に別製品「寄せっコ」を付けることで、群れの足を止め、食い気を増幅させる。
<佐藤理/TSURINEWS編集部>